三十三話 ページ38
しばらくすると震えてたグリムがうまいー！！と言いながら飛び跳ねた
私達３人はえっ！？と声を出し驚いた
「まったりとしていてコクがあり香ばしさと〜」
黒い石の食レポをするグリムとりあえず美味しかったのは伝わりました
「ゲーッ。やっぱモンスターってオレたちと味覚が違うの？」
「‥かもしれないな。と言うか落ちてる値の知れないものを口に入れること自体人間はやらない」
『モンスターって雑食なんだ…』
引いた様子でグリムを見ていた私たちに気付いてないのか美味美味と飛び跳ねながら喜んでるグリム。
それを見ながら腹を下しても知らないぞと声をかけるエース君
「さぁ、この魔法石を学園長に届けにいくぞ」
デュース君の一言により本来の目的を思い出した私達は足を進め山を降り意外と近くにあった学園を目指して行った
苦労して手に入れた魔法石を片手に闇の鏡がある鏡の間へ行くと学園長がいたので声をかけた
『学園長、魔法石無事、手に入れましたよ！！』
「エッ！？本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか？」
手に持った魔法石を見つめた後にまさか本当に行くなんて…と一言言った
「しかも魔法石を持って帰ってくるなんて思っていませんでした」
『学園長がドワーフ鉱山にあるって言ってたから行ったんですけど？』
「粛々と退学手続きを進めてしまっていましたよ」
「んがっ！！なんて野郎なんだゾ！オレ様たちがバケモノと戦ってる時に！！」
今にも飛びかかりそうなグリムを捕まえて学園長を見つめる
「バケモノ…？詳しく話を聞かせてもらえますか？」
詳しく聞きたいとのことで場所を変えてあったことを全て話した
「ほほぅ、炭鉱に住み着いた謎のモンスター」
『頭が瓶になってる巨大なモンスターでした』
「それを4人で協力して倒し、魔法石を手に入れて学園に戻ってきたと?」
『そうそう！そうです！！』
私は首を勢いよく縦に振り後ろの３人を見つめた
「や、協力したっつーか…」
「たまたま目的が一致したというか…」
認めない様子の2人にむすっとしていると学園長がいきなり変な声で泣き出した
「なんだコイツ！いい大人が突然泣き出したんだゾ！？」
「この私が学園長を務めて早ン十年…ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい打ち勝つ日が来るなんて！」
小さいことで感動している学園長を見つめてボソッと
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五右衛門 - 名無しさん» 今初めて気づきました！丁寧に教えてくださりありがとうございます！ (2020年4月24日 22時) (
レス) id: 92f5e61576 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 三十三話の学園長学園いきなり変な声でのところ誤字ってますよ。正しくは学園長がいきなり変な声でが正しいですよ! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 7e13e83a6c (このIDを非表示/違反報告)
五右衛門 - 闍弥嵩 李さん» ほんとですか！よかったです！！そこの部分は特に力を入れて書いたところですw (2020年4月10日 21時) (レス) id: 92f5e61576 (このIDを非表示/違反報告)
五右衛門 - 闍弥嵩 李さん» ほんとですか！よかったです！！そこの部分は特に力を入れて書いたところですw (2020年4月10日 21時) (レス) id: 92f5e61576 (このIDを非表示/違反報告)
闍弥嵩 李(プロフ) - はじめまして、とても面白いです！ スカートトークの時のデュースくん、可愛いですねw (2020年4月7日 14時) (レス) id: ee787e14c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五右衛門 | 作成日時：2020年3月20日 12時
