十六話 ページ18
メインストリートの掃除をするためにグリムと2人で向かうと綺麗に飾られている七つの石像が
よく見てみるととても綺麗にされてる…
こんなに綺麗にされてたらこの人たちも嬉しいだろうな
グリムも同じような事を思ったのか石像のことをじろじろ見ている
そして少しふくよかな女性の像の前に立ち止まった
「みんなコワイ顔してるけど、このおばちゃんは特に偉そうなんだゾ。」
『主張が強い人なんだよ、きっと』
「ハートの女王を知らねーの？」
横から急に声をかけられて驚いて見ると目元にハートが描かれている顔の整っている男子生徒がいた
ハートの女王、という聞いたことのない言葉に？？を浮かべているとハートの男の子はさらに詳しく説明してくれた
『よく知ってるね、ハートの女王好きなの？』
「うん、すっげぇクールじゃん！オレは好き」
ｳﾞ、笑顔が素敵！眩しい！！これ青春してる系の笑顔だ…
この学園にもこういう人懐っこい人がいるんだなぁと思っていると
唐突な自己紹介が始まっていた
この人、陽キャだ私の感が言っている
「オレはエース。今日からピカピカの1年生、どーぞヨロシク」
「オレ様はグリム！大魔法士になる予定の天才だゾ。」
「こっちのおとなしいのはA。オレ様の子分なんだゾ」
私の下にいたグリムを抱き上げてエースくんの方を向く
『グリムが紹介してくれた通りAです、良かったら仲良くしてほしいな、あと私は子分じゃないです』
「…ふーん、Aねぇ。あんまり聞いたことのない名前だなぁ」
上から下まで舐めるかのように見てくるエースくん
そんなにすごい格好してる？確かにジャージで目立つけどさ…
紹介が終わるとエースくんは説明の続きをした
グリムの質問に笑顔で答えていってるしいい人なんだろうなぁ、良かったぁ仲良くなれそう…
石像の質問を丁寧に答えてくれるエースくんのちょっと後ろについて行きながら2人の会話を聞いていた
やっぱりこんなにきれいにされてるだけあってみんなすごい人なんだなぁ…
生きてた時は相当すごい人だったんだろうな
2人の話を聞きながら歩いていたらいきなり手を握られた
『ん！？びっくりした、どうしたの？』
「いや、なんでそんな後ろに居んのかなって思って。せっかくならAも横に並びなよ」
『ううん、私は後ろで書いてるだけで満足だからグリムにいっぱい説明してあげて？』
そう笑うと男の子は顔をすこし赤く染めたがまた私たちに説明をしてくれた
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五右衛門 - 名無しさん» 今初めて気づきました！丁寧に教えてくださりありがとうございます！ (2020年4月24日 22時) (
レス) id: 92f5e61576 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 三十三話の学園長学園いきなり変な声でのところ誤字ってますよ。正しくは学園長がいきなり変な声でが正しいですよ! (2020年4月24日 19時) (レス) id: 7e13e83a6c (このIDを非表示/違反報告)
五右衛門 - 闍弥嵩 李さん» ほんとですか！よかったです！！そこの部分は特に力を入れて書いたところですw (2020年4月10日 21時) (レス) id: 92f5e61576 (このIDを非表示/違反報告)
五右衛門 - 闍弥嵩 李さん» ほんとですか！よかったです！！そこの部分は特に力を入れて書いたところですw (2020年4月10日 21時) (レス) id: 92f5e61576 (このIDを非表示/違反報告)
闍弥嵩 李(プロフ) - はじめまして、とても面白いです！ スカートトークの時のデュースくん、可愛いですねw (2020年4月7日 14時) (レス) id: ee787e14c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：五右衛門 | 作成日時：2020年3月20日 12時
