【歌い手】ちぐはぐな[リズム]は歌い手様に好かれました。パート3! (ページ28)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:12,431 hit

108.そうして迎えた美嚢祭ページ28

蜂蜜side

　今日は美嚢祭。

　シェアハウスの皆も張り切ってる。

　ちなみに午前担当が

　まふ君
　そらるさん
　うらたさん
　正美
　天月さん
　私

　んで午後担当が

　96ちゃん
　優衣
　由乃
　歌詞さん
　灯油さん
　luzさん
　坂田さん
　
　みたいだ。

　···来られたら終わるわ、私

　「「「「それじゃ、行ってきます！」」」」

　珍しく早起きした由乃と正美と一緒に学校へ向かう。

　キャ「2人はどう？売り上げ1位の自信は」

　桜「まちまち～。その辺の安っぽい遊園地のお化け屋敷よりも断然マシだけど」

　と、正美は豪語している。

　粉「うちのクラスさ、無駄に手先器用な人多くて商品めっちゃハイクオリティなのw」

　ちなみに私は商品のデザインほとんど描きました！とドヤっている。

　すると道の向こう側に人影が見えた。

　『あ、優だ』

　手を振るとこっちに気付いたみたいで、小走りでこっちに来る。

　優「4人共おはよー」

　キャ「優、おはよ。そう言えば聞いてなかったけど、出し物何やるの？」

　優「うちのクラスは雑貨ー」

　ブックカバーからストラップまであるんだよねwと笑う。

　由乃と優のクラスは接戦になるだろーね···

　話していたらクラスの前まで来ていた。

　『それじゃ、クラスは皆違うけどそれぞれ頑張ろ～！』

　皆と拳を突き合わせて3人と別れる。

　キャ「それじゃ、私達もやるとしますか！」

　そうして教室に入る。

　もう既に3.4割の人が来ていた。

　優衣は朝に作っとかないといけないものを作り始めてる。

　私は最終確認でもしとくか。

　まず、衣装を確認すると何着かほつれていたりしてたから直した。

　そんなこんなで始まりの9:00、5分前となる。

　パパっと着替えてくるとクラスメイト、1-4の先輩達が全員揃っていた

　9「月弥っ！今から円陣組むんだよ～！」

　96ちゃんが駆け寄ってくる。

　『あ、分かった』

　そして輪の中に入る。

　キャ「ほら、一番頑張ってたの月弥なんだから、月弥が言いなよ」

　優衣につられて他のクラスメイトも言う。

　『え、でも先輩達は···』

　先輩の方を見ると、“君が言いなよ”って言ってくれた。

　『···ありがとうございます！じゃあ』

　息を吸う。

　『1位目指すぞぉぉぉお！』

　「「「オーーーーーーッ！！」」」

　始まりの、チャイムがなる。