私の口は喋らなくていい事を喋るのが上手らしい*5部【名探偵コナン/トリップ】

182話 ページ7

切り替わった画面はPowerPointの画面で
題名には『名簿』と書かれていた

…コレダアアアア！！！！！！！！！！！！！！！

驚きすぎたのか珍しく口に出ずただ両手を叩き画面を指さした

両隣にいるユウくんとゼットくんがうわっと肩を揺らしていたが私はそれどころじゃないのだ

え、やばくない？？姉貴マジで勘でいけた、つっよ、夢小説の最強主人公かよ強運の持ち主でありご都合主義〜☆

いきなりテンションが高くなった私にユウくんが恐る恐る声を掛けてきた

「あ、姉貴？名簿はこれなのか？」

「そうっぽいね、私の第六感がそう言ってる」

「さすがっす姉貴！！！」

ゼット君の言う通りにしたからだよ〜本当に君は太陽、むしろ神か？？
適当バンザイ！勘バンザイ！！
あと降谷零推しが強すぎる私バンザイ！！！！！！！

落ち着いてとりあえず見ていくことにしよう


マウスを持ち直し次のページへと捲った


ページは最下級メンバー…つまりＺから始まっていた

隣ではなんか恥ずかしいっす〜とゼットくんが悶えていたがユウくんにしばかれていた、ユウくんゼットくんに対して当たりが強いな！！
黒羽快斗に対する私みた…懐かしいな元気かなあれ以来アイツ全然会ってなかったなあ…まだ衣装ショッキングピンクに染めれてないし

何となく気分が落ち込んできた私にユウくんとゼットくんがどうしたどうしたと私に寄ってきた

めっちゃ心配かけてるなすまん…

テンション上がったり下がったり情緒不安定か私…

…そうだよ(便乗)

「ごめんね、大丈夫だよ〜…とりあえずAのところまで全部捲っちゃおうか」

眉を下げる二人の頭を軽く撫でて笑いページを捲るのを再開する

ふととある人のページで手が止まった

"Cさん"のページだ

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