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198話 ページ23

その後気恥ずかしくなった私達はぎこちなくソファに横並びで座り、紅茶を飲み一息ついた後、私は最初から全て降谷さんに話した


未だになんでこっちに来れたのかは分かっていないがまあその事を抜いてもじゅうぶんだろう



「え、じゃあAは死んでこっち来たのか!?」

「そうですそうです、びっくりですよね☆」

「信じ難いが…実際いなくなったりいきなり現れたりされたからな、信じるしか…」

「ていうかそこなんですね、マンガのキャラだって事にびっくりするかと思ってました 」

「そこは実感があまりないからな、何とも言えない気持ちだ」

まあ確かに、君マンガで見た!とかいきなり言われても何言うてまんねんコイツゥ〜ってなるよね分かる
え?そんな口調にはならない?例えだよ、た、と、え

「いやあ〜それにしてもやっぱり本物の降谷さんはいいなあ〜へへへへ好きだ〜!!」

いつもの調子でヘラヘラと笑っていると降谷さんが眉間に手を当てて溜息を吐いた

「…本当に心配したんだぞ、コナンくんまで巻き込んで…それにクレーン車に乗って突っ込むなんて無茶をするな」

言い終わると同時に頬を軽く引っ張られる

まあお察しの通りゴリラハンドだから軽くでも結構痛い

でも幸せだからなんかもういいや


「へへ、すみません!」

「ニヤニヤするな」

「久々に降谷さんとイチャイチャ出来て嬉しいんで仕方ないですう」

「ハイハイ」

「適当すぎィ!!くそ!!!でもそんなところも推せる!!!あ〜〜降谷零可愛いんじゃあ〜〜結婚したい」

「今の話で可愛いとか結婚したい点あったか?

…するか?」

「ん?」

「俺Aの事好きだけど?」

「ん?」

「ん?」

「え、あ、えっと、私元悪ーい組織の幹部ですよ?」

「俺は現在黒の組織のメンバーだが?」

「え、あ、えっと、私ストーカーもどきですよ?」

「何を今更言ってるんだ?」

「え、え、え、あの、私セクハラしますよ?」

「やり返す」

「えっ」

「…俺でも信じられないがそんなところ全てを踏まえてお前が好きだって言ってるんだが?煮え切らない奴だな」

「あの、えっと、その」

「焦れったい、早く答えを言え、はい、5ー、4ー、」

「とりあえず!!!!お付き合いからで…」

「ウブだな」

「うるさいですよ!!!!」

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真白 - 7509ってなんでしょう.....? 分かる人教えて欲しい〜す! (2022年10月15日 4時) (レス) @page35 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 凄く面白かったです! 最後らへんは怒涛すぎる展開で文字を読むスピードも速くなってしまいました。夢主ちゃんが幸せになったみたいで良かった! 素敵な作品をありがとうございました! (2022年8月28日 14時) (レス) @page35 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
はく。 - 75O9。の”75”はあむぴ。の初登場の話で。”09”はれいくん。ってことですかね? まちがってたらすみません。 (2020年3月29日 14時) (レス) id: 4bc003bcc2 (このIDを非表示/違反報告)
- すごく面白かったです!!素敵な小説を書いて下さりありがとうございます!!! (2020年3月24日 1時) (レス) id: 2992cbf307 (このIDを非表示/違反報告)
まの - あ、違いました (2019年8月21日 19時) (レス) id: 4a70e1b167 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狗子 | 作成日時:2018年5月28日 11時

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