35話 醜い ページ36
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ｽﾀｯ
『遅くなってすみません。ペルソナ。』
軽い着地をして、芹生に謝罪する。
｢……次の任務はこれだ。｣
渡された資料に目を通す。
｢最近、学園の裏情報を嗅ぎつけている輩がいる。｣
｢相手は、3人。いずれもプロのヒーロー達だ。｣
｢そいつらを抹殺し、うちの情報を全て持ち帰れ。｣
｢分かったら、さっさと行け。｣
『…御意。』
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…………。
｢ﾋｨｯｯ………いやだｯ……!! 頼む……やめてくれｯｯ!!｣
｢俺は、まだｯ…死にたくないｯｯ!! 全て話す!! だから見逃してk........｡」
泣き叫ぶヒーローを見て一瞥する。
情けない。
『……じゃあね。おにーさん。』
ぐしゃり。
右手でつくった氷の刃で心臓を一突きする。
何度殺っても慣れないこの感覚。
水溜まりに返り血を浴びた化け物の姿が映る。
醜い。
＿＿＿＿＿＿＿＿やっぱり、こんな個性大嫌いだ。
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無事、うちの情報が記載された書類を全て入手し外に出る。
その際、痕跡を断つ為に所々火をつける。
外に出て、建物全体が赤くなるのを見届けると、
瞬間移動をしてその場を離れた。
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『只今、戻りました。』
Aは芹生の元に現れると、収集した資料を渡した。
｢時間かかり過ぎだ。……まぁいい、次の任務まで待機していろ。｣
『……畏まりました。』
抑揚のない声で返事をすると、自室へ移動した。
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わんわん(プロフ) - イェーイさん» 返信遅くなりました申し訳ないです！久方ぶりに手をつけてみて今夜中に5話を編集して公開します。 (8月10日 13時) (
レス) id: 0844f591dc (このIDを非表示/違反報告)
イェーイ(プロフ) - 続きお待ちしております😭😭 (8月10日 2時) (レス) id: d32b35d539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんわん | 作成日時：2020年4月4日 6時
