17話 条件 ページ18
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話し合いの結果、轟 Aは、8歳の誕生日を迎えると同時に、以降、柊 Aとして秘密裏にアリス学園に編入する事となった。
のだが、
柊 Aの卒業に関しては未定だった。
本来ならば、初等部、中等部、高等部を進級すればアリス学園から卒業可能なのだが、
今回特例の措置としてこのような条件付きとなった。
彼女の個性による暴走は、想像以上に事件の大きさを物語っていた。
仕方のない事とはいえ、彼女が起こした問題は全くのお咎めなしと言う訳にはいかなかった。
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そして、偶然この話を廊下で聞いていた姉 冬美は、困惑した表情を浮かべていた。
｢………このような形でお話を進めさせていただきます。それでは、本日はこれで失礼致します。｣
折生がそう伝えると、二人は学園に戻って行った。
茶の間から出てきた炎司が冬美に気付く。
｢聞いていたのか。｣
｢…………。どうしてAを………。｣
｢あの事件に蓋をする為の警察側からの条件だ。｣
｢俺は、間違っていない。これは俺達の為だけでなく、あいつの為でもある。お前もよく理解しているはずだ。｣
そう冬美に伝えると、炎司はその場を去った。
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わんわん(プロフ) - イェーイさん» 返信遅くなりました申し訳ないです！久方ぶりに手をつけてみて今夜中に5話を編集して公開します。 (8月10日 13時) (
レス) id: 0844f591dc (このIDを非表示/違反報告)
イェーイ(プロフ) - 続きお待ちしております😭😭 (8月10日 2時) (レス) id: d32b35d539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わんわん | 作成日時：2020年4月4日 6時
