死望

絶望の始まり ページ6

それから何日かが経ち、父親は段々変わっていった


ついには、暴力を振るわれるのに耐えられず藍に暴力を振るうようになっていった

『お前のせいで・・・！』

「ごめんなさい・・・！ごめんなさい・・・！」

『お前がいなければ、幸せだったのに・・・！』

その暴力とは、殴られたり、蹴られたりするだけではなく、

フライパンで頭を思い切り叩いたり、階段から突き落としたりもされた。

でも、父親は悪くない。自分が悪いと藍は思っていた

なぜなら、毎日父親が暴力を振るわれているのを見ていたからだ。

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『はやく返せよ！』

と言って、父親を蹴る

父『っごめんなさい・・・！』

苦しさと痛みから涙を流す

『謝ってる暇があるなら早く返せ！！』

と叫ぶ

その表情は、まるで楽しんでいるようだ

父『早く・・・、早く返しますから・・・！』

その様子を見て藍は、

「僕なんて、産まれなければよかったのに・・・」

と、一人呟いた

学校いくお☆←藍「僕こういうキャラじゃない・・・」→←退院した翌日

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