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親の中では男の子は将来の役に立つから必要、女の子は使えないから邪魔という考えらしい。



本当にいつの考え方だよと思うが、



生まれてから17年間この環境で育った私はもう何も思わなくなった。



中学までそれなりに双子の兄と比べられ、差別されてきたがもう慣れた。



義務教育でもあったため、学校も普通に行かせてもらえてた。



状況がもっと悪い方にガラッと変わったのは中三の夏だった。



私は都心に近く、制服が可愛いと有名なそこそこの学校に行きたいと親に相談した。



そしたら、私は怒鳴られてしまったのだ。



"お前は高校に行っても無駄なんだから働け"と。

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作者名:なちゃ | 作成日時:2020年10月8日 21時

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