ウチのマンネは誰かさんの彼女

サイン会5 ページ22

『いててててて、、』



保健室のような部屋に来て、手の消毒をする。




『思ったより痛い、、、』




ふと考えると、よく我慢して抑えてられたな〜なんて、思う。




そこまで、傷口は深くないから良かった.....




難しいな.....




片方の手で包帯巻くのに困っているとき.....





?「貸して、やる」




『え?






あっ、ジフニオッパ』




見上げると、ジフニオッパだった。
(←だった、って何だよ byジフン)




『大丈夫だよ、』




JF「いいから、貸して」




包帯を取られてしまった。




『何で、来てくれたの?』




JF「ぶち負けたいことあったら、ぶちまけていいよ、




ちゃんと聞くから」




だんだん滲む視界




『あれ?可笑しいなw我慢してたはずなのに.....』




JF「我慢しなくていいよ」




ジフニオッパのその一言を聞いたとき




私の中で何かが崩れた




『っう、っ私、

WannaOneに要らないって言われたとき、
本当にそうなんじゃ、って思ったの。




私がヨジャだから、皆に迷惑掛けてるんじゃないかって、


怖くtっ、、え、ジフニオッパ??』



ジフニオッパに頬を両手で抑えられた。




JF「Aは、必要。


迷惑じゃないから。ていうか、メンバーなんだから、ちゃんと迷惑掛けなきゃ」




『ジフニオッパ.....』


再び大量の涙が溢れた。




そして、気付くとジフニオッパの腕の中にいた。




JF「分かった?」




『うん、ありがとう』





私はこのとき、メンバーでいて良いんだ、そう思えた。




きっと、私の瞳は輝いていただろう。

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