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＊
五「なんで僕真ん中に居させられてんの？」
「せ、先生だから特別です！両手に花ってやつです！」
棘「…」
五「ほらほら、棘が面白くなさそうな顔してんじゃーん」
「え、え！？」
3人で店内を回っているよく分からない図。
だけどこの場に先生がいるいないで私の心の持ちようは大きく違った。
…今日、美渚先輩の力によりいつもと違ったヘアアレンジに服装。
普段髪を下ろしているため、ポニーテールをしている今、変に意識し過ぎて棘くんとどう接したらいいか分からなかった。
こんなに張り切るんじゃなかった、かな…
恥ずかしい。
五「ごめーん、僕ちょっと美渚に呼ばれたから行くね」
「えっうそ」
五「ごめんごめん、じゃ、また後で」
携帯の画面をぱっと見た先生は、そう言って引き止める間もなくいなくなってしまった。
どうしよう
どうしよう
棘くんと2人きり！？
いつもなら髪を下ろしているから顔を隠すことが出来るのに、今日はそうはいかない。
恥ずかしさで耳まで赤くなってるの、どうか棘くんに気づかれませんように…
棘「ツナツナ」
「う、うん！行こっか！」
棘「こんぶ？」
「え？」
棘くんが髪を括っているシュシュに触れる。
棘『 可愛い 』
「……」
数秒の思考停止の後。
ボフっという効果音を立てて私の顔は爆発した。
あついあついあつい。
もうダメ無理、隠しきれない。
「〜〜〜〜っ」
棘「！？」
「み、見ないで…っいま」
棘『 顔見せて 』
「っ！！！」
呪言によって意に反して動く身体。
顔を覆っていた両手を掴まれる。
ずるい、こんな使い方するなんて！
そう言おうとして、
そうさせたのは私だと言うことを思い出す。
棘くんの好きなままに接してほしい…そう言ったから。
強制的に見つめ合う形になる。
早く終われ早く終われ。
そうしないと私の心がもうもたないよ。
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アップル姫(プロフ) - ひなさん» 続編の方も一人できゃーって心の中で叫びながら読ませていただきました(笑)これからも更新楽しみにしています＾＾ (2021年2月7日 15時) (
レス) id: 1aa0dafb4f (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - アップル姫さん» コメントありがとうございます！棘くんしか勝たん！！書いてる方も思わずニヤけそうになりました(え)、最後まで読んでいただいてありがとうございます！！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: 88c1187db4 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 人肉ぱぴこさん» コメントありがとうございます！棘くんにこんなこと言われたら絶対キュン死するな、と思いながら書かせていただきました＾＾キュンキュンしていただけたなら嬉しいです！！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: 88c1187db4 (このIDを非表示/違反報告)
アップル姫(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。きゅんきゅんしすぎてニヤニヤしながら読んでました(笑)棘くんしか勝たん！！ (2021年2月5日 21時) (レス) id: 1aa0dafb4f (このIDを非表示/違反報告)
人肉ぱぴこ(プロフ) - キュンキュンしすぎて心臓持たないですうぅぅぅぅぅぅ！ (2021年2月5日 16時) (レス) id: 61339bea26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2021年1月26日 13時
