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花「あ、Aちゃん!」
「!美渚先輩!」
保健室で初めて会って1年生の教室へ自己紹介に行ってからその後も何度か話していくうちに、
花裏さんから美渚先輩と呼ぶほどに先輩との仲は縮まっていた。
美渚先輩は相変わらずの美人で、私の憧れの人。
花「最近どう?特訓、きついでしょ」
「きついです〜!もう毎日ヘトヘトです…」
花「ふふ、そっかそっか」
「美渚先輩はどうしてそんなに強いんですか!」
ここへ入学してあまり日も経たないうちに特級呪術師になったと聞いていた。
同じ女なのに、どうやったらそこまで強くなれるのだろう。
花「うーん、私の場合ちょっと特殊なんだよね」
少し考える素振りをしてから、
でも、と言葉を続ける。
花「守りたい人が、出来たからかな」
そう言ったと同時に、美渚先輩の後ろから何やらうるさい人がやってきた。
…噂をすればなんとやら、だ。
五「なーんの話してたの!」
花「なんでもないですよ…ちょっと、こんなとこでくっつかないでください!!」
五「えー、Aちゃんだからいいの〜。
Aちゃんだって毎日棘にデレデレしてるじゃん〜」
「で、デレデレなんてしてませんから!」
何を見せつけられてるのかと思えば、
デレデレしてるなんて…ほんとこの先生は苦手だ。
よく美渚先輩を捕まえる事が出来たなと感心する。
花「ほら、行きますよ先生。
Aちゃん、またゆっくりお話しようね」
美渚先輩は苦笑いをしながら私にごめんねと言うと、
先生を引きずりながら1年の教室の方へ行ってしまった。
″守りたい人が出来たから、かぁ″
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アップル姫(プロフ) - ひなさん» 続編の方も一人できゃーって心の中で叫びながら読ませていただきました(笑)これからも更新楽しみにしています^^ (2021年2月7日 15時) (レス) id: 1aa0dafb4f (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - アップル姫さん» コメントありがとうございます!棘くんしか勝たん!!書いてる方も思わずニヤけそうになりました(え)、最後まで読んでいただいてありがとうございます!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: 88c1187db4 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 人肉ぱぴこさん» コメントありがとうございます!棘くんにこんなこと言われたら絶対キュン死するな、と思いながら書かせていただきました^^キュンキュンしていただけたなら嬉しいです!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: 88c1187db4 (このIDを非表示/違反報告)
アップル姫(プロフ) - 初めてのコメント失礼します。きゅんきゅんしすぎてニヤニヤしながら読んでました(笑)棘くんしか勝たん!! (2021年2月5日 21時) (レス) id: 1aa0dafb4f (このIDを非表示/違反報告)
人肉ぱぴこ(プロフ) - キュンキュンしすぎて心臓持たないですうぅぅぅぅぅぅ! (2021年2月5日 16時) (レス) id: 61339bea26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2021年1月26日 13時