･私のわんわん ページ11
『あ〜やっぱり謙也居てくれて助かったよ、この量は流石に1人じゃ無理だからなぁ…』
3袋分のスポーツドリンクを軽々と持つ謙也に言う
なんか、成長したなぁ…
謙「お、おぅ…//」
『ふふっ、流石ペット！』
謙「なっ、人を犬扱いするもんちゃう！！」
『ｸｽｯ、冗談だよ』
ほんと、いつの間にかこんな背も伸びちゃって、声も前より低くなってるし
謙「な、何ジロジロ見てんねん…//」
『いやぁ、成長したなって思って…ほら、筋肉とか』
そう言い謙也の胸板辺りをぽんと触る
うん、いい筋肉だ
謙「…っ///」
ふと謙也の顔を覗くと、目をそらし顔を真っ赤にしていた
『謙也…？』
あれ、私そんなに恥ずかしいことしたっけ!?
ち、痴女とか思われてないかな…!?
『い、いや、違…今のはほんと、何でもないから！あの、そう！犬！犬の毛並み触ったみたいなもんだから！ね？』
って、私は何をこんなに焦ってるんだ…
謙「犬…」
『納得してくれた!?』
そう言うと少し顔を伏せる謙也、もしかして…怒ってる…？
謙「…んわ…ほ」
『えっ？』
謙「納得なんか出来ひんわ…！アホ！！っ///」
『え？け、謙也さん…!?』
混乱していると、謙也は私を壁まで押し付けた
これは、壁ドンってやつ…？
『っいたた…って、スポドリ！落ちちゃってるんですけど！！』
人が居ないからいいものの、スポドリは道に転がっている
謙「今はそんなことどうでもええんや！！」
『！』
謙「従順なだけが犬とちゃうで…
犬かて、機嫌悪い時は飼い主に噛み付くんや…」
そう言うと謙也は私の首に顔を埋めた
『っ…ちょ、謙也！…わ、悪いことしたなら謝るから///』
なにこれ、恥ずかしい…
謙「謝らんでええ…だから、俺のこと、今からペットやなくて、男として見てくれへんか…？」
『…っ///』
その言葉に私は黙って頷いた
謙「お、おおきに…！//……あ！！///」
急に大きな声を出す謙也にびっくりする
『えっ！？な、なに！？』
謙「あ、あかん…つけてもうた…//」
『な、何を…！？』
謙「く、首んとこ…その…、き、キスマ…//」
ん…？
今何つった？
『…〜っ/// こんの、バカ犬！！！//』
そのまま私は走って逃げた←
…ま、嫌じゃなかったんだけどね
fin
7 隙 [忍足侑士･跡部景吾]→←6 私のわんわん [忍足謙也]
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さき(プロフ) - あさぴよ。さん» ここまで読んでくださりありがとうございます した！！泣 そんなことを言っていただけるだけで嬉しいです涙涙 またお会い出来る日をお待ちしております！！ (2017年8月31日 9時) (
レス) id: 982a3f128d (このIDを非表示/違反報告)
あさぴよ。(プロフ) - 更新お疲れ様でした…！！続編(あってほしいです（笑）)でも他の作品も読み続けます…！！素敵な短編集ありがとうございました！！ (2017年8月30日 23時) (レス) id: 504800d1ae (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ウチャさん» ありがとうございました泣 話数の都合上短くなってしまい、すみません！泣 急展開になってしまいすみません泣 押し倒してみたシリーズになってしまい、すみませんんんん泣泣 これに懲りずこれからもよろしくお願いします泣泣 (2017年8月29日 23時) (レス) id: 982a3f128d (このIDを非表示/違反報告)
ウチャ(プロフ) - さきさん» ありがとうございます！(*^^*) (2017年8月29日 16時) (レス) id: 013640f761 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 財前love さん» ありがとうございました！！ 話数の都合上短くなってしまい、すみません！！泣泣 これからもよろしくお願いします！！！！泣 (2017年8月28日 23時) (レス) id: 982a3f128d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2017年7月16日 23時
