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紫「え?」
『だから私達別れた方がいいのかな...って』
紫「.....
わかった。」
『うん。
今までありがとう。』
別れようと言ってもいつもみたいに冷たい紫耀だった。
やっぱ私と別れたかったんだよね。
そうだよ。
私の事嫌いになってたんだよ。
紫「また明日な」
あの時私は気づかなかった。
扉を閉じた瞬間流した紫耀の涙に。
.
別れた理由は
廉くんを好きになったわけじゃない。
紫耀の事が嫌いになったわけでもない。
絶対紫耀は私の事が嫌になったに決まってるから。
紫耀の笑顔を近くで見たくなった。
1年前から私の事嫌いになったとは感じてた、
でも私は少しでも紫耀の近くにいたくて、
そんな私の自己中心的な想いを
今日で卒業した。
.
兄「なんで泣いてるの笑」
『......別に』
視界がぼやけて
ケーキを食べてたはずなのに、
甘い味すら感じられなかった。
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noemi(プロフ) - ありがとうございますTT (2020年6月20日 20時) (レス) id: 06eff5192d (このIDを非表示/違反報告)
m - おもしろいです!!更新頑張ってください!!お身体にも気をつけてください! (2020年6月20日 18時) (レス) id: 27114867a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:noemi | 作成日時:2020年6月14日 0時