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俺が慌てて、
「あ、あのさ、違うんだ!その、俺の考えを聞いて欲しい!!」
すぐにそう言うけれど、
「ききたくないっ、かえるっ!!」
慧がふらふらと立ち上がって捨て台詞みたいにそう言って歩き出すから、
「………慧っ!行くな!俺の所に来い!」
そんな慧に大きな声を出してしまう。
慧の背中がビクッとして立ち止まる。
「………いいから、来いって。説明するから。」
今度は静かに言うと慧がゆっくりと振り返って、そのまま俺の隣まで来て肩身が狭そうにすっと正座をした。
俺は座ったままそんな慧の方に体を向けて、
「一年、待って欲しい。」
自分の素直な気持ちを伝える。
慧がそんな俺をじっと見つめてきた。
「絶対に幸せにしたいんだ。だから社会人になって一年頑張って、仕事とか生活とかにある程度慣れてから慧を貰いたいんだよ。悲しい時も辛い時も受け止めてあげられるように、自分自身でいっぱいにならないように、そうしたいと思ってる。……慧の事がすごく大事だから。」
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すみるく(プロフ) - けいままさん» けいままさんに少しでも幸せな気持ちになって貰えたなら嬉しいです〜!結婚したら店長より先にけいままさんを家に呼ぶ様に2人に言っておきます(笑)いちゃいちゃな2人をこれからも宜しくお願いします! (2021年10月4日 20時) (レス) id: bb46d11d25 (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - はぁ、幸せそうに存分にいちゃいちゃしてる2人を見てると、私はとっても幸せです!!結婚したら私も家に呼んで!! (2021年10月4日 1時) (レス) @page16 id: 9fe0f507af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみるく | 作成日時:2021年10月2日 1時