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一応ノックをしてゆっくりロッカー室の扉を開けると、長椅子に腰掛けていた慧がこっちを見て手をひらひらと振ってくれる。
「ゆーと、おはよ。」って挨拶と一緒に。
俺はおはようと返しながら、
「ごめんね、遅くなって。」
謝って急いで着替え始める。
「俺が顔見たくて早く来すぎたから……なんて、ゆーとの着替え、見守ってあげるね?」
恥ずかしかったのか慧が笑って冗談みたいに言ってくるけど、
「ダメ、見ないで。」
と即座に断る。
温泉旅行の時なんて約束破って裸を見られて、あれは本当に恥ずかしかったと思い出して怒る俺に、
「分かった。……じゃあさ、ズルしないように目をつむってゆーとのシャツのボタン、俺が留めてあげる!」
慧がぴょんっと長椅子から立ち上がって意気揚々と近付いてくる。
「い、いいよ!自分でやるから!」
慌てて制服のシャツを羽織ってボタンを留めようとすると、
「だって俺のシャツのボタン外すの、ゆーとの仕事じゃん。だから俺は留める人〜!ほい、目、つむったよ?」
慧がピタッと俺の正面に立って目を閉じる。
おぉ可愛いと、気付いた時にはちゅっとキスをしていた。
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すみるく(プロフ) - けいままさん» けいままさんに少しでも幸せな気持ちになって貰えたなら嬉しいです〜!結婚したら店長より先にけいままさんを家に呼ぶ様に2人に言っておきます(笑)いちゃいちゃな2人をこれからも宜しくお願いします! (2021年10月4日 20時) (レス) id: bb46d11d25 (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - はぁ、幸せそうに存分にいちゃいちゃしてる2人を見てると、私はとっても幸せです!!結婚したら私も家に呼んで!! (2021年10月4日 1時) (レス) @page16 id: 9fe0f507af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すみるく | 作成日時:2021年10月2日 1時