検索窓
今日:8 hit、昨日:7 hit、合計:7,490 hit

(5) ページ5

本当に食いしん坊だなと笑いそうになるのを堪えて、近くに置いてあった新しい割り箸で慧が持っている紙皿に乗ったイカをひょいっと摘んでふーふーしてから、
「慧、あーんして?」
慧の口まで持っていくと一瞬きょとんとした慧が素直にあーんとするからイカを放り込む。
「美味しい?」
俺が聞くともぐもぐとしてからごっくんと飲み込んで、
「……うん!美味しい!」
ぱあっと顔を輝かせる。

イカで幸せになる慧で幸せになる俺。
お手軽かな?けど、でもそれも良い。
小さな事で幸せになれるなんて、素敵な事だから。

今度は慧が割り箸で掴んだイカをふーふーしてから、
「ゆーと、あーん!」
と俺にも食べさせてくれた。

……うん、確かに美味しい。
「美味しいね。」
笑ってそう言うと、だろ?と何故か得意げな慧。

(6)→←(4)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , ゆといの , yt×in
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すみるく | 作成日時:2021年8月14日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。