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本当に食いしん坊だなと笑いそうになるのを堪えて、近くに置いてあった新しい割り箸で慧が持っている紙皿に乗ったイカをひょいっと摘んでふーふーしてから、
「慧、あーんして?」
慧の口まで持っていくと一瞬きょとんとした慧が素直にあーんとするからイカを放り込む。
「美味しい?」
俺が聞くともぐもぐとしてからごっくんと飲み込んで、
「……うん!美味しい!」
ぱあっと顔を輝かせる。
イカで幸せになる慧で幸せになる俺。
お手軽かな?けど、でもそれも良い。
小さな事で幸せになれるなんて、素敵な事だから。
今度は慧が割り箸で掴んだイカをふーふーしてから、
「ゆーと、あーん!」
と俺にも食べさせてくれた。
……うん、確かに美味しい。
「美味しいね。」
笑ってそう言うと、だろ?と何故か得意げな慧。
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作者名:すみるく | 作成日時:2021年8月14日 0時