日向と木陰 (大学生Ver.)6 (ページ14)

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そうだ、可愛くて愛おしくて抱き潰してしまいたい。

皆んなといる時のいきいきした慧も、俺といる時の恋人の顔した慧もどっちも最高に可愛くて大好きで。
その上にあんな事して、心でも体でも俺を満たす慧。
抱いて抱いて抱いて、そうしたら永遠に俺だけのものになる、そんな魔法があればいいのに。

慧が俺の背中に腕を回してしがみつきながら、
「ゆーと、すごっ……あんっ、今日、すごいっ、あぁっ……！」
またいって、でもまだまだ全然止まれない俺に慧の声も止まらない。
「慧のせいだよっ……慧が、可愛いからっ……ほら、またいくっ……！」
そんな俺に、
「ふぁっ、俺、も……あんっ、いく、いっちゃうぅ！！」
慧も一緒にいって。

それでもまだやめない俺に最後は慧が、
「……ゆーと、許してっ……体、変になってるからぁ！！」
泣きながら叫ぶからこれで最後だと果てた。

それからすぐにスイッチが切れたみたいに眠りについた慧を見ながら、
「……お腹いっぱいです。美味しかったよ？」
心の底から満たされたと俺も眠りについた。