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好き？中島を？……考えた事なかった。
『………中島は突然俺の前に現れて、嬉しい言葉や楽しい気持ちをたくさんくれた。キスはびっくりしてる。けど、中島の唇は柔らかくて気持ちがいい。中島は今まで出会ったどんな人とも違う。でも、それが好きかどうかって聞かれると分からない。』
正直な俺の言葉に中島が、
『そうですか。今はそれで充分です。いつか俺の事、好きになってもらえる様に頑張りますね。』
満足そうに笑う。
あ、そうだ、それだけは分かっている。
『笑顔！中島の笑顔は好きだよ。かっこいいのに笑うと可愛くなるから。』
俺の言葉に中島はもっともっと笑顔になって、
『そっか、じゃあたくさん笑うね？というか、伊野尾さんが側にいれば自然と笑えるんだ。』
そう言ってキス。さらにまたキス。
ちゅっちゅって止まらない中島からなんとか体を離して、
『……っん、……もう、ちょっといい加減にしろよ！』
俺が抗議すると、
『ごめんごめん、可愛いと思う気持ちが爆発しちゃった。………呑もっか？』
仕切り直してまた向かい合ってあぐらを組んで呑み出す。
そこからは普通に色んな話をして楽しかった。
中島の家からの帰り道、送って行くと中島が言い張るのを振り切ってひとりで歩く。
最後にバイバイする前に、要らないって言っていたのにプレゼントをくれた。
綺麗な青い色のブックカバー。
グラデーションになっていて、下へいくほど青みが柔らかい水色へと変わっていた。
このご時世に珍しいものだけど、なんだか中島らしい。
家へと歩く足取りが軽い。
もう、雨は上がっていた。
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すみるく(プロフ) - manoさん» manoさん、ありがとうございます！すごく嬉しいです！優しいお言葉に感謝しかありません。もっといい作品を書けるように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2021年2月12日 7時) (
レス) id: bb46d11d25 (このIDを非表示/違反報告)
mano(プロフ) - 伊野尾くんファンです。ゆといの最高！クオリティーも高いし伊野尾革命の頃ならもっと数字が伸びたと思います。私の中では最近のNo.1作者ですよ！毎日楽しみに待ってます。 (2021年2月12日 2時) (レス) id: e0a2f6970e (このIDを非表示/違反報告)
すみるく(プロフ) - なおさん» なおさん優しすぎるコメントありがとうございます！すこしでも心に残ってもらえたらうれしいです。コメントありがとうございます(o^^o) (2021年2月12日 0時) (レス) id: bb46d11d25 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - いつも楽しみに読んでます(^○^) この作品はお気に入り登録もいいねもかな多いからきっと皆さんも楽しみにしてますね(*^◯^*) 伊野尾君が気持ちに気付くまであと少し！徐々にゆーと色に染まっていく伊野尾君はゆーとの掌で転がされてて面白い(//∇//)続きが待ち遠しい (2021年2月12日 0時) (レス) id: a38fc03bae (このIDを非表示/違反報告)
すみるく(プロフ) - けいままさん» コメントありがとうございます。けいままさんが伊野尾くんと一緒に裕翔くんにふわふわして貰えたら嬉しいです。けいままさんはいつもすごく核心をついてくれて、もっといい作品を書こうと自分を鼓舞できます。本当にありがとうございます！ (2021年2月7日 1時) (レス) id: bb46d11d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみるく | 作成日時：2021年2月6日 21時
