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征は子供みたいだった。
好奇心いっぱいに俺の事を知ろうとした。
本屋に行けば隣に立って洋楽好きなん?とか、CDやレコードを見に行けば、やっぱ洋楽好きなんやと笑う。
携帯やタブレットを展示している店に行けば、
「今、大貴が使ってる携帯、何?……俺と一緒や!けど色が違うな。惜しい!」
悔しそうに笑う。
でも決して連絡先を交換しようとはしない。
胸が、とても苦しい。

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作者名:すみるく | 作成日時:2023年5月11日 2時

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