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パーカーの袖でぐいっと涙を拭く俺に、
「大ちゃん、明日でも明後日でもいいから俺が付き合うから椎名くんにきちんと断ろう。心が揺れても仕方ないけど、どうしてもケジメはつけなきゃ。やっぱりひとりじゃ無理でしょ？」
裕翔が言ってくれるのに、
「…いや、ひとりで断るよ。」
無理やり笑って言った。
納得いかない表情の裕翔に、
「あのさ、裕翔、俺、今、�睫效任舛靴討襪鵑澄�ちゃんと色々解決するまで。で、寂しくて仕方なくてさ。だからさっさと問題解決する！裕翔が応援してくれてるしな！」
明るく言って、
「あ、裕翔、もう一杯コーヒーどう？？今日は俺の奢りだから！」
勧めながら頑張らなきゃと思う。
少しでも早く、断らなきゃって。
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作者名：すみるく | 作成日時：2023年5月11日 2時
