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彼氏side(�睫擇�ん) (1) ページ9
いっぱいきゅうっとなる。
俺のキスで、いっぱい。
っ、ちょっ、マジで勘弁して！！
昼からの退屈な授業が眠くないくらいに有岡くんの言葉は衝撃的だった。
きゅうってどこが！？何が！？えっちした事もないのに。
…………でもそれって俺とのキスで感じてるって事？
ぶわっと喜びが体中を駆け巡る。
あの純情な有岡くんが、キスだけで感じてる。
俺は机に肘をついて頭を抱えた。
今、自分史上1番恋愛で盛り上がり過ぎてて頭が痛い。
しかも相手が有岡くんで幸せ過ぎてさらに盛り上がってる。
今日は一緒に帰れるかな？
帰れなくても、教室でもいいからさ。
きゅうってなるキス、しよう。
大好きだから。
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作者名：すみるく | 作成日時：2023年5月2日 2時
