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花に囲まれた風車の真ん前まで来て、
「小ぶりだけどいいな〜、オランダ感、半端ないな〜。」
素直でらしい感想を言ってから有岡くんが黙ってしまう。
風車に見入ってるのかなとちらっと有岡くんの方を見ると、なんと俺の方をじっと見ていた。
俺はちらっとでなくがっつりと有岡くんの方に体ごと向いて、
「どうしたの？」
と聞けば、きゅっと唇を噛み締めてから張り詰めた表情で、
「…………………………きす！したいって！俺の唇がっ………！」
涙をどんどん目に溜めて有岡くんが言った。
もう、可愛くて死にそう。
すぐにそっと唇を重ねる。
「………気が合うね、俺の唇もキスしたがってたから。」
ほんの間近で囁けば、ぶんぶんと頷く有岡くん。
で、涙をごしごし手の甲で拭いて、
「……やっぱり俺たち気が合うな、�睫據�相性いいんだな！」
まだ涙の残るきらきらの瞳で言ってきた。
強い！！
その意味なく放たれる、俺にとっては意味がありすぎる言葉が強い！！！
って、だから俺は中学生かよと、風車と花と有岡くんに囲まれながらはぁっと、ため息をついた。
どうか夜は有岡くんの可愛さが控えめであります様にと無駄に祈りながら。
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すみるく(プロフ) - けいままさん» 有岡くん可愛いが自分の中で凄くて次々にお話描いてしまい、読んで下さる方に申し訳なかったんですが、けいままさん、ありがとうございます…有岡くん無自覚爆弾発言を大好きと言って下さってめちゃくちゃ嬉しい！！これからも私の描くたかありをよろしくお願いします！ (2023年3月26日 20時) (
レス) id: b8a14d0b0e (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - 有岡くんの無自覚爆弾発言が大好きです！すみるくさんの中の有岡くん可愛いの天才！！ (2023年3月26日 15時) (レス) @page24 id: 1a19ff91a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみるく | 作成日時：2023年3月22日 2時
