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俺がゆーとから目線を外すと、
「大ちゃんだけじゃないよ。いのちゃんも充分純情だよ。だってほっぺた、ピンクだよ？」
ゆーとが指でぷにっとつついてくる。
だからどきどきし過ぎてやばいってと何も言えないでいると、
「あのさ、�睫擇�んは隙をみて有岡くん好きってたくさん言ってるよ、きっと。で、大ちゃんは照れてるけど、�睫擇�んといて嬉しくなったら、�睫攅イ�、�睫攅イ�って散々言ってるんじゃない？」
楽しげなゆーとの声に、思わずゆーとの方を見て、
「めっちゃ想像できる。」
俺が笑うと、
「みんな恋してるから好きって言いたかったり、言って欲しかったりするの当たり前。なのに、それをホワイトデーでわざわざプレゼントとして欲しいって言ういのちゃんこそ純情そのものです。」
優しいゆーとにあまりにも幸せな気持ちになって立ち止まって、
「ゆーと、好きだよ。」
そう言うと、ゆーとも立ち止まって通学路なのに頬に軽くキスしてきた。
そして、
「純情じゃないのは俺。いつでもいのちゃんを奪おうとしてる。気を付けて？」
目の前で囁いてきて心が甘く溶けそうになった。
………もういい、もうどきどきで胸がいっぱい。
「ゆーと、分かったから。もういいから。ホワイトデーは笑顔だけで。」
お願いする俺にゆーとがさっきとはうってかわって爽やかににこって笑って、
「検討します。」
と言う。
頼みます……と、俺は心の中で祈った。
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すみるく(プロフ) - けいままさん» 嬉しいです〜！！けいままさん、いつも私の背中を押して下さる素敵なコメントをありがとうございます！旅行編が描けたらその時はまたよろしくお願いしますね！まずはホワイトデー、一生懸命恋する皆んなを頑張って描きますね。 (2023年2月15日 22時) (
レス) @page20 id: b8a14d0b0e (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - 旅行！読みたい読みたい！！皆んな気持ちに素直で可愛い子たちですねぇ。眩しいです！！ (2023年2月15日 17時) (レス) @page20 id: 1a19ff91a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみるく | 作成日時：2023年2月12日 2時
