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『着いた〜』
「どうだった？オレのケッチ」
『良かった』
「だろ？やっぱりケッチが宇宙一！」
『かわい……』
他愛ない雑談をしながら部屋に向かい
鍵を差し込んで回す
部屋の中は殺風景だ
そんなに家具を置こうとか思ってないから
必要最低限あればいい。うん。
「相変わらず殺風景だな〜」
『本人の前でそういう事言わないでくれない？』
「ごめん」
素直に謝れるのはいい事だ、いつまでもその素直さを忘れないでいてくれ
一虎が母さんに連絡してるうちに着替えてきた
行動が早すぎるとサヨによく言われる
『で？今日はどうして泊まるなんて言い出したの？』
「……それは」
『それは？』
「姉ちゃんに言いたい事があって
後一緒に居たかった」
ぐっど。可愛い。
後、が可愛い。
言いたい事に関してはアレだろうな、と。
『へー。それで言いたいことって？』
「……オレさ」
『うん』
「東京卍會、っていうチームに入った」
『ほお。それで？』
「……驚かないの？」
『んー、まあ一虎が何しようが姉ちゃんは辞めなとか言わないよ。一虎の人生だもん。
でも物を盗むとかそういうやっちゃいけないことはしないでね。姉ちゃんとの約束』
「！……うん」
不良やってようが刺青入れようが暴走族やろうが
それは一虎が選んだ事だから何も言わないと決めている。
ただ真一郎くん殴って殺すとかバイク盗むとか
そういうのは止める。
一虎が笑えなくなるのは嫌だから。
『あとお友達に変な話すんなよ』
「しないよ」
『今度紹介してね』
「えっ……うん」
えって何。
何今の間。
その間に何を思った、我が弟よ。
「でも姉ちゃんも不良だよね」
『どこが』
「ピアスしてるとことか」
『これはオシャレだよ
一虎みたいに刺青があったら流石に不良だ、ってなるけど』
「これだってオシャレだろ」
『ああうんまあそうとも言えるね』
どやってる弟が可愛くてそれ以上何も言えなかった
可愛いがすぎるだろ、なんやねんそれ……
この後は仲良くゲームして夜ご飯食べて風呂入って寝た
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あまね(プロフ) - まってます (8月27日 18時) (
レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すごく面白いです！更新、お待ちしてます！ (7月21日 15時) (レス) @page35 id: 6355dc07ef (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 泣きました！ (7月14日 2時) (レス) @page35 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 雪(プロフ) - めっちゃ面白い!というか一虎尊い!!落ちは真一郎君がいいです!更新楽しみにしてます!待ってます! (2022年5月10日 21時) (レス) @page35 id: f98270bfe7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる - このお話好きすぎる！お話作るのうますぎて尊敬しかないです( ＾ω＾ ) (2021年12月26日 20時) (レス) @page35 id: ca34c0ec91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：インク | 作成日時：2021年9月13日 0時
