羽宮さん、動きます【東京リベンジャーズ】

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トンネルの下、一虎は誰かに話しかける

「急に呼び出して何の用？ドラケン」

相手はドラケンだった。
久しぶりだな。とあまり良い空気では無い中
一虎は微笑む

「辞めねえか。こんな抗争。
お前に勝とうが負けようがオレは笑えねぇよ。
……分かんねえよ一虎。なんでお前がマイキーや
桜さんを恨むんだ。
マイキーはお前に有利な証言をしたんだぞ。
それに桜さんも……」
「うっせえ」

少し怒りの籠ったような声で、一虎は反論した

「二年間……オレの大事な二年間
ずっと塀の中だよ。
オレはもうあの頃のオレじゃねぇ」
「それでもオレはお前の仲間だ。」

見つめ合う、二人。
一虎がドラケンの横を通り抜けた

「そういうとこが気に入らねえんだよ、ドラケン。
明後日の決戦で東卍は潰す」
「マイキーも桜さんもこんなこと、望んでねえぞ」

何も言わず、一虎は去っていった。


その頃、桜はというと____

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