★霜降り明星 粗品 ページ46
今日は直人と久々のデート
忙しいはずなのにわざわざ休みを取ってくれた
できる男は違うなっ。笑
待ち合わせ場所に少し早めに着いた。
とりあえず連絡して待ってみる。
?｢あれ?空音ちゃん?｣
『え?…あ、健人くん?』
健｢そーそー!!久しぶり｣
高校時代の友達、健人くん会った。
『久しぶりだねー!!
いまこっちで暮らしてるの?』
健｢そーなんよー。
おかげで標準語しゃべれんくなった笑｣
『関西に染まっちゃったかー笑』
健｢空音ちゃんは?
今日なに?｣
『あー…彼氏とデート！』
健｢お、彼氏でんたんや!!おめでとう｣
『ありがとー!!』
―― 直人side ――
着いたという連絡がきて急いできたんやけど…
あいつ誰やねん。
めっちゃ楽しそうやんか。
俺、今入ってええんかな…?
でも、バレたらやばいしなぁ…
あなたサイドに戻ります↓
てか直人遅くない?
と思って当たりを探してると
『あ、いた。』
健｢ん、彼氏?｣
｢うん｣、
健｢ほんならまた会おな!!｣
『またねー!!』
健人くんと別れて直人のもとへ。
『なーおと!!もう着いてたんだね』
｢おん。…てかアイツ誰やねん。｣
『あいつ?』
｢さっきの男｣
『あー、健人くんね?
高校時代の友達だよー』
｢えらい楽しそうに話してたな｣
『今大阪に住んでるらしくて』
｢そんなん知らんわ
どーでもええ｣
『なんでそんなピリピリしてんの?』
｢…アイツと居った方がええんちゃうんか。
毎日のように会えるし遊びに行けるやん
仕事では笑わせられるけど
プライベートでは泣かせてばっかりやん俺｣
『そんなことないよ…
私、健人くんに恋愛感情ないし。
さっき会ってそういえば居たな〜
程度の人だから。
あと…ごめん。』
｢…なにが｣
『他の男性と盛り上がっちゃってごめん。』
｢いや別に…俺やってこんなことでキレて
アホみたいやな。ごめん。｣
『ううん、嫉妬…でしょ?』
｢まぁ…そーなんかな｣
『ふふ、嬉しい笑』
｢嬉しいちゃうねん笑｣
『嫉妬してくれるってことは…
そーゆーことでしょ?』
｢そーゆーことやなぁ｣
『言うてよ!!笑』
｢…すき。｣
『ふふ、知ってるー』
｢何やねんお前w｣
終
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作者名：夢 叶 | 作成日時：2019年11月16日 14時
