○ラニーノーズ 洲崎 ページ17
｢あら、こんなところに…｣
と洲崎がスマホを持ってこっちに来た。
『あ、またやっとるん?笑
こんにちはー』
と画面に手を振る。
そう、インスタライブ。
『洲崎好きよな、インスタライブ』
｢いや、暇やねん。｣
『…帰れよ。笑』
｢おいっ!!笑｣
『かまって欲しいんか?』
｢そーゆーことにしといてー。｣
『素直じゃないのぉ。笑』
｢うるさいうるさい笑｣
不意にコメントをみてみた。
"うわ、また出てる。"
"いつもいるよね。"
ちょくちょく書かれるんよなぁ…笑
同期で同い年だからしゃーないやん。
『…そろそろまじで帰るわ。笑』
｢ほんならライブも終わりますかー。｣
『いや、まだはじまったばっかじゃないの』
｢いや、もう23時半やし。
そろそろ寝る時間やろみんな。笑｣
『みんなもっと見たいよなぁ?』
"みたーい"
"見たいけど眠い笑"
｢僕も明日早めなんで…
キリのいいとこでやめたいと思います!!
また、近いうちにやりますんで!!
ばいばーい｣
一応手を振る。
｢よしっ、帰るか!!｣
『いや、1人で帰れんねんけど。』
｢コメント見たんやろ?｣
『…』
｢あんなん気にすることないて。｣
『いや、気にするやろー…
でも同期だし仲良いから一緒におんねんけど
ファンの子はやっぱり気にするんやろか』
｢…ただの同期かー｣
『?どうしたん』
｢おれは、空音のことただの同期とか
仲のいい女友達とか思ってないで｣
『は?なんやそれ…』
友達って思ってたのはうちだけか。
｢勘違いすんなよ?
おれは、一人の女としてみてたよ。ずっと。｣
『…うそやん。
そんなうそ、キツいて…』
｢嘘なんかやあらへんよ。｣
『急に言われても…』
｢急やないよ。
アピールしてたやん、ずっと｣
『しらんて…』
｢これからはもっと行くから覚悟しとき｣
『まじか…』
数ヶ月後付き合うのはまだ知らない。
終
ちょっとよくわかりません。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢 叶 | 作成日時：2019年11月16日 14時
