★メイプル超合金 カズレーザー シソンヌ じろう ページ13
｢そろそろいいんじゃない?｣
『ん?』
｢お兄さん｣
『…お兄ちゃん忙しいから』
｢いつもそれじゃん…｣
『事実だもん…』
｢お兄さん以外会ったことあるのに…｣
『また今度ね』
そう、私の彼氏はじろう。
お兄ちゃんはメイプル超合金のカズレーザー。
まだ言ってないんだよね。カズレーザーだよ。
って。いったら…ねぇ、？笑
しかもお兄ちゃんに会わせたらめんどくさい。
ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ
｢俺出てくるよ。｣
『お願いします!!』
｢はーい…えっ!?なんで!?｣
ｶｽﾞ｢いや、こっちが何で?なんですけど!!｣
…!!
『まさか…』
｢｢どういうことだよ!!｣｣
やっぱり
『お兄ちゃん…』
カズ｢…説明して｣
『うん…じろうとは付き合ってます。』
ｶｽﾞ｢あぁぁぁぁぁ!!｣
『お兄ちゃんっ!!』
｢お兄さんってカズレーザーだったの?｣
ｶｽﾞ｢えっ、聞いてなかったんすか?｣
｢会わせてくれっていっても
忙しいからまた今度ねばっかで。｣
ｶｽﾞ｢こんなことになるなら早く会わせろよ!
もっと早かったら…｣
『お兄ちゃん!!』
ｶｽﾞ｢え、いつから付き合ってたの｣
『半年前』
ｶｽﾞ｢ｸﾞｯ…｣(胸を抑える仕草)
｢あ、あの｣
ｶｽﾞ｢なんすか｣
｢機嫌悪｣
『こうなるから嫌なんだよな…』
ｶｽﾞ｢悪いですけど、別れてもらっていいですか｣
『はぁ…』
｢嫌です。別れるつもりないよ｣
ｶｽﾞ｢はぁ?…もう、空音帰るぞ｣
『えっ!?』
｢ちょ、何してるんの!!｣
ｶｽﾞ｢別れないんだったら連れて帰ります。｣
｢はぁ?｣
『お兄ちゃんいい加減にして』
ｶｽﾞ｢空音?
俺はな、心配してんの
こんなへなちょこ野郎でいいのか?
もしもの時守れるんすか?｣
｢…それは、｣
ｶｽﾞ｢ほらな。ひょろひょろだし。｣
『お兄ちゃん。
じろうはそう見えるかもしれないけど
心優しい人なの。
その優しさに惚れたんだもん。
強くなくなっていいよ。』
｢空音…｣
ｶｽﾞ｢はぁ…もう降参。
悪かったな邪魔して。
…泣かせたらタダじゃ済まないっすよ｣
｢任せて｣
ｶｽﾞ｢じゃあ、帰るわー!!｣
終
すいません。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢 叶 | 作成日時：2019年11月16日 14時
