. ページ20
.
あれから、２週間経ったけど
毎日のようにポストにはあの茶封筒が。
一向に終わる気配がない。
しまいには、仕事が早く終わって
歩いて帰っていた日には
誰かにつけられてるような違和感。
｢ごめん、Aちゃん今日送れない…｣
『…え？あ、うん、大丈夫！』
申し訳なさそうに手を合わせて
ごめんね。というはるちゃん。
つけられてる違和感を感じてから
適当に理由をつけ、毎日マンションまで送ってもらってたんだけど、
あの日から時間経ってるから、大丈夫だよね。
また、そんなふうに甘く考えてた。
…───────
…違和感。
少しでも怖くないようにスマホを弄りながら
歩いてるけど、またあの違和感。
ゆっくり後ろを振り向いてみるけど
誰もいない。
大丈夫。大丈夫。と自分に言い聞かせながら
足を進めていると
中村 倫也仕事早く終わったから、Aのとこ行って良い?
しばらくは会えないと思ってたから
急な連絡に嬉しくて、すぐに返信をして
マンションまで急ぐ。
ご飯何作ろうかな。何が食べたいかな。
何しようかな。嬉しいな。
頭の中はもう倫也さんでいっぱいで。
さっき感じた違和感なんて、
すっかり忘れてた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1411人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優綺。(プロフ) - るいさん» いぇいぇ！そんなそんな！ありがたいお言葉です(^^) (2019年12月21日 23時) (
レス) id: bece0cf4a4 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - リクエストに答えていただいて、ありがとうございます！ 妬いてる倫也さん貴重すぎてここでしか見られないです！ありがとうございます、、！ (2019年12月21日 17時) (レス) id: 975a542b74 (このIDを非表示/違反報告)
優綺。(プロフ) - クララさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(^^) (2019年12月21日 3時) (レス) id: bece0cf4a4 (このIDを非表示/違反報告)
クララ(プロフ) - リクエストに答えて頂いてありがとうございました。想像以上の展開で、久しぶりにドキドキしました！また小説の更新楽しみにしてます。本当にありがとうございました！ (2019年11月22日 23時) (レス) id: b9c1db9d0f (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年11月8日 18時) (レス) id: 975a542b74 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優綺。
| 作成日時：2019年5月28日 3時
