生徒会にはもう1人女の子が居ます。【ワケあり生徒会!】 (ページ6)

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綺麗に線引きしている瞳的には迷惑極まりなく

授業には出るのが当たり前だと思っているわけだから"サボル"何て信じられないのだろうけど。

優斗の手を勢いよく振り払った瞳。

今まで、この学校でそんな対応をする人なんて居ないから

いつの間にか増えていたギャラリーは息を呑んだけれど

この状況が面白いのか"ﾋｭｰ"と口笛を吹いた金と銀。

振り払われた本人は、一瞬ポカンとしたけれどすぐに幼い笑顔を張り付けていた。

「んー、仕方ないねぇー。リョー君お願いー」

ここで綾に頼むってことは、決定事項。か。

まぁ、黒髪だから遅かれ早かれ生徒会に連れて行く事にはなっていたけれど。

「しゃーねぇなー」

「「「キャーーー―!!!」」」

また、周りがうるさくなった。

慣れたとはいえ、うるさいものはうるさい。

ちなみに、綾が瞳の許可なしに公衆の面前で

『お姫様だっこ』をやってしまったためにこんなことになっている。

「綾、ソレセクハラまがいのことだからね?」

「っ、放してよ!!」

「おいおい暴れんなよ。落ちるかパンツ見えるかするぞー?」

「りょ―「なっ、放せば済む話しでしょうが!!」」

「おし、行くぞ。優斗、カナ、A」

「人の話しを聞きなさいよ!って、きゃーっ!そんな速く歩かないでよ!」

「はいはい。御嬢さん静かにしましょーねー」

「瞳ちゃん、諦めた方が安全よ」

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