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▽11爆笑 ページ11

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恐らく、怒鳴られるのだと思っていただろう瞳は

予想外のことにただただ呆然としている。

何がそんなに面白いのかわからない。

と言った表情でこっちを見ている。

昴も自分のことを言われたのにカラカラと楽しそうに笑っているし。


「、っは。お前マジでいいキャラしてるな」


肩を震わせている彼は、恐らく瞳には理解不能に違いなく

こんな質問が聞こえてきた。


「えーと…、あの。笑ってるのは別にいいんだけれど…。
リンチとかしなくていいの? 不良の人って怒ったらリンチするんでしょう?」




瞳の中の、不良のイメージなのだろう。

実際、三鷹(うち)と敵対している学校には

そういった人が居るらしいけど。

ここの人達には当てはまらなすぎる。

そのせいで、




「リ、リンチー!? イヒヒヒヒ! お前いい加減にしろよー! ギャハハハハ!」

「も、もうやだー! ハハハハッ、ッケホ、お腹痛いー!!」

「ギャハハッ、おい、タバコの灰落としちまっただろ〜!? ヒヒヒ!」




言われた本人達は、盛大に笑っていた。







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作者名:雪姫乃 | 作者ホームページ:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=season1999  
作成日時:2017年10月10日 19時

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