秋の空【天才達は知っている。】【CS】 (ページ4)

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【サンプルボイス】

一人称:あたし

二人称:あんた

自己紹介「あたしは秋山和泉。学大附属の高2で秀明生。で、WZ高等部のメンバー。あ、知ってる？どうも。一応専門は教育学だから、あんま事件の捜査に直接関わることはないだろうけど、コネとか何かしらでは役立つと思う。別にただの進路相談でもオッケー。」

喜「うふ、やっぱわかる？まだ2年だから3科目だけだけど、この間の模試、私立文系国英では1位、3科でも校内順位3位。全国の成績もすごく良かったの。誰かと競ってるつもりじゃないけど、努力が報われるのは普通に嬉しいよね。」

怒「で？根拠は？情報の出処は？さぁ、簡潔に、かつ明確にどうぞ。」

「教師の子は教師にならなきゃいけない訳？教職は世襲、なんて馬鹿げた決まりはない。どうするかはあたしが決める。そして教師になるつもりはない。絶対に。」

哀「教育学のエキスパートを名乗ったって、私は教育を受ける側。いくら調べたりしようが、結局は生徒としての視点のウェイトが大きくなる。当然だよね、教育現場の世界の真の姿は教職員にしかわかんないもん。教育学を専攻している大学生でもないし。色々喋っているくせに、自分では何か行動しているわけでも生み出しているわけでもない。そんな今の状況が嫌になることがある。」

驚「お、これからWZ中等部試合か。高等部は午前中だったから今帰るとこ。相手も全国大会常連だから、気を引き締めて行ってきな。」

その他

「皆、次は取ろう。頭切り替えて行くよー！」

「教育学は違う学問同士をリンクさせる為のもの。一つの問いに対して各分野が持つ答えがそれぞれ多面体の一面を見ているのだとしたら、教育学は多面体そのもの見ている、と。あたしはそう解釈してる。」

「20○○年度の共通テスト、つまり今年大学入学した人たちが受けたやつの講評が出たよ。数学は多少易化したみたい。誘導に乗れば解ける問題が多かったからまぁ当然かな。共通テストはじまって以来、数学だけは未だに難易度安定してないよね。難易度推移がまるでジェットコースター。対策の先生達も大変そ。」

「こらそこ、イズーじゃない。和泉。『トリスタンとイズー』じゃあるまいし。あっきー呼びも禁止。あたしはあんたたちより歳上だってことを忘れないでもらえます？どうしてもあだ名で呼びたいんなら、尊敬の意を込めて後ろにお姉様くらいつけてくんない？」