欠落完璧人間【wrwrd】 (ページ39)

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36話ページ39

トントン視点

グルッペン『各総員に告ぐ！Aはミーゥエ国のスパイだった！見つけ次第捕獲、または殺害しろ。』

トントン｢...は、？｣

コネシマ『どういうことやねん！！』

グルッペン『そのままだ。あいつが言った。』

シャオロン『そんなん信じれるわけ...！』

A『やっほー。みんな。』

ロボロ『...なぁ、スパイとか、嘘やんな...？』

A『うんん。事実。俺はミーゥエ国のスパイだよ。』

ひとらん『...今どこにいるの。』

A『言わないよ。言ったら殺しにくるでしょ？でも、まだ城の中。』

ゾム『...ショッピを傷つけたんは...。』

A『...俺だよ。』

A『味方だからって気を許しすぎたね。手を出した時はビックリしてたよ。』

コネシマ『...お前、俺の後輩手ぇ出して無事に国にいけると思うなよ。』

A『残念。

逃げれるからこうやってみんなにスパイってこともネタバレしてるのに。』

トントン｢...舐めとんのか。｣

A『...ねぇ、最後にさ、言いたいことあるんだ。

俺は、少なくとも、ミーゥエ国にいる時より、ここはとても心地よかった。それは事実。ミーゥエ国を裏切れるなら裏切りたい。

でも、俺は出来ないから。

俺は弱いから。』