欠落完璧人間【wrwrd】 (ページ22)

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19話ページ22

エーミール視点

A｢ねー、エミさーん。なんで本読むだけでさ、こいつら付いてくるの。｣

ゾム｢ええやんか！｣

コネシマ｢そうやぞ！今も怪我してるのに誰が守るねん！！｣

A｢本読むだけだって～。それにグルッペンから怪我が完治するまで城からでちゃダメって言われたし、もし侵入者がいてもロボロが教えてくれるから対策取れるでしょ？｣

ゾム｢そ、そうやけど...でも！いつ！だれが！どこで狙ってるかわからんのやで！？｣

コネシマ｢そうやぞ！！｣

A｢んー、心配してくれるのはありがたいけどさぁ、まず仕事してこれば？もうすぐ訓練の時間でしょ？｣

コネシマ｢...あ"。｣

ゾム｢...分かったわ...。次怪我したらもー、食害フルコースな。｣

A｢それだけは勘弁してクレメンス～。｣

いつも通りの笑顔で笑ってくれるAさんの姿。

エーミール｢良かったですね。皆さんに愛されてて。｣

A｢？俺はみんな好きだよ。エミさんも、ゾムも、コネシマも、グルッペンも。みーんな大好きだ。｣

その気持ちは負けないぞぉ！などと張り切る姿はまぁ可愛らしい。男なんですけどね。

今は足が痺れて動かせれないからと車椅子で生活している。私は普段書類も問題も起こさないし終わっているので暇なんですよ。

だからこうやってAさんと話できるのはいい機会ですね。