欠落完璧人間【wrwrd】 (ページ13)

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10話ページ13

グルッペン視点

グルッペン｢Aが夕飯を？｣

シャオロン｢おん。城下町散策してくる～って言ってどっか行ったわ。｣

グルッペン｢...ふむ、珍しいな。ゾムから食害でもされたのか？｣

ゾム｢いや、なんもしてへんで。今日は。｣

今日はかよ。

グルッペン｢ま、いいだろう。そんな日もあるんだ。では俺は飯を頂こうか。｣

ロボロ｢あ、グルッペンやー。｣

コネシマ｢ほんまや！あ、ショッピくん帰ってきたんか！｣

ショッピ｢チッス。ちょっと前に帰ってきたばっかっすよ。｣

トントン｢いやぁ、ゾム同等の隠密スキル持ってるショッピくんは先輩みたいにならんといてや。｣

コネシマ｢なんでやねん！！！｣

ショッピ｢ちょっと先輩、うるさいっすよ。黙っててくださいっす。｣

ゾム｢流石俺の後輩やわ～。やれることが俺そっくり！｣

ショッピ｢ゾム先輩一生ついて行くっす。｣

コネシマ｢俺の立場返せよ！！！！｣

鬱先生｢なぁ～お腹空かんの？みんな。はよ食お。｣

グルッペン｢ん、そうだな。では諸君、頂こう。｣

一つ空いた空席を無視して各々でご飯を食べる。

少し胸の中に残っている違和感をかき消すように、俺はご飯をかき込んだ。