五十話 ページ4
A視点
らっだぁ「ねぇ、なんで?」
A「私はみんなのこと好きだからだよ。」
らっだぁ「切られたのに...?」
A「うん。軍から外されて、居場所をなくして、仲間にもう入れないと思った時は本当に辛かった。」
そう言葉に出すとみんなは顔をゆがめ、手を伸ばしてくる。
A「でも。」
A「助けに来てくれた。」
それだけで私にとっては嬉しくて、幸せなこと。
A「ずっと本心を隠して生きなきゃ行けないと思った世界で、みんなが見つけてくれて、助けてくれた。」
他の人にとってはたったそれだけで、と言うだろう。
A「私にとってはそれは、暗闇から引っ張り出して光を見せてくれたのと同じぐらい世界がひっくり返ったと思うぐらい嬉しかったことなの。」
A「結果的にいえば私は前世では死んだよ。
たしかに私は死んだ。
でも、みんなのせいじゃない。」
私が望んでみんなを守りたい一心で自爆しただけ。
A「だから、みんなも、らっだぁも、気負う必要なんてないんだよ。」
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キング(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます!!!励みになります!!グダグダですがよろしくお願いします! (2019年9月5日 0時) (レス) id: ab38b4d02c (このIDを非表示/違反報告)
のあ - とっても面白くて良い作品ですね!これからも無理せず頑張って下さい!応援してます! (2019年9月4日 22時) (レス) id: ff84c9d995 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キング | 作者ホームページ:http://Kingggggggg73
作成日時:2019年8月5日 17時