7話 ページ7
br視点
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br{犯人が、分かった。}
全「……は?」
全員取り乱し紙には書かず、困惑と驚愕の表情を出している。
メンバー全員で、誰なのか、知り合いなのか等の質問攻めを、先程のきんときのようにされる。
僕は、誰なのかだけ答えた。
br{犯人は、
_______________あの医者だよ。多分、だけど。}
僕は読み上げられないから、代わりになかむがきりやんに教えてた。
Kr「え、は、なんで?」
br{此の前、水鉄砲ではしゃいで6人で風邪ひいて病院行った日あったでしょ?}
sm「それがどうした?」
br{その後薬もらって帰る時、帰り際にあの医者が笑ってたんだよね、小さく。当時はなんでかわかんなかったけど、今なんでか分かったの。}
sha{……なんでだ?}
br{その貰った薬さ、
______________きんときだけ、別の薬だったよね?}
na{……ッ!!まさか……}
br{きんときだけ異常に回復が早かったし、ほか5人はそれぞれ、今の失った五感と同じ部分だけ悪化してたし……多分、そういうこと。}
Kn{でも、どうやって殺すの?}
そうだ、1番重要なのはそれだ。
Kn{だって俺らも一般人だし、殺した理由で伝説に書いてあったから、なんて説明したって通用するわけが無いでしょ?}
きんときの言った通り、僕らも一般人な訳だ。
容易く人なんて殺せないし……どうしたらいいんだろ?
***
sm視点
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ぶるーくが言った通り犯人があの医師であることは恐らく確定である。
だが人は殺せずどうしたらいいか、きんとき以外が考え込んでいる様子だ。俺も
皆が考え込む中、俺はとある考えに辿り着いた。
sm「その伝説、ただの作り話なだけなんじゃないか?」
皆顔を上げた。続けて補足した。
sm「だって、昔から代々伝わってるなら、俺らも知ってるはずだろ?しかも長い年月医師としてやってきたプロなら、五感のひとつを麻痺させる薬なんて容易く作れるはず。しかも殺す、という事を伝説にしてまんまと引っ掛からせて、人間を殺させることだって可能だ。そう考えれば作り話であるということが分かるだろ?」
na{確かに……}
俺の推理は皆正しいと思ってくれているようで、なんとなく安心した。
取り敢えず情報を掴むため、あの医師に関することを調べ始めることにした。
Kn{あの医者はさ…何が目的なんだろうね。}
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喜怒哀ラク - らむね☆さん» コメント有難う御座います。モチベめちゃめちゃ上がりました!!そういう言葉をもらえると書く気力も貰えるので嬉しいです😭 (2022年1月1日 0時) (レス) id: 7fe951cb4f (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀ラク - 箱白さん» コメント有難う御座います。返信遅くなりました💦モチベ上がりました(単純)マジ可愛いですよね(自画自賛) (2022年1月1日 0時) (レス) @page13 id: 7fe951cb4f (このIDを非表示/違反報告)
らむね☆ - いつも楽しく読ませていただいてます!更新頑張ってください! (2021年12月23日 18時) (レス) @page13 id: c354f2b99d (このIDを非表示/違反報告)
箱白(プロフ) - なんだこれ、笑って吐血しちゃうbrさん可愛いかよ天才じゃん… (2021年12月17日 22時) (レス) id: 812304a9b7 (このIDを非表示/違反報告)
シラスとあずき - この才能を僕にも分けてくれ...!。 (2021年12月12日 21時) (レス) @page7 id: 614a0191a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:喜怒哀ラク | 作成日時:2021年11月29日 17時