風間隊のスナイパー参る！《ワールドトリガー》 (ページ8)

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《７発目》ページ8

三輪先輩と出水先輩が迅さんの方へ行くふりをして嵐山隊をおびき出す。

当真《お、追っかけてきた。三輪の読み通り。》

出水《あーれ、嵐山さんだけ？あー木虎はバッグワームを使っているのか。》

三輪《嵐山さんを囮にして木虎に奇襲させる気だろ。機動力のない向こうにはそれくらいしか打てる手がない。》

あれ、佐鳥は？あいつ忘れられてんの。

貴方「先輩達？佐鳥もベイルアウトしてないですよ。狙撃にも注意してくださいね。」

嵐山さんが居るのは公園。

私は公園が見える位置に居てイーグレットを構える。

出水《嵐山さんみーっけ！メテオラ！！》

うわー、えぐい。

当真《罠だって分かってても出てこなきゃなんないのが正義の味方の辛いところだな。》

貴方「ですね。」

スコープを除く。

砂煙が消え、嵐山さんが見える。

出水《うわー、耐えるな嵐山さん。》

三輪《深追いするなよ、木虎の奇襲を再警戒しろ。木虎の機動力は死んでるこの近くに潜んでるはずだ。》

三輪先輩は少し前に出て嵐山さんのそばへ向かう。

三輪《嵐山さん、あんたの有能な部下は何処に行った。あんたを囮にして奇襲するんじゃないのか。》

嵐山『それはどうかな。』

嵐山さん嘘下手だな―。

三輪《まぁいい、どちらにしろ一人ずつ潰していくまでだ。》

出水《メテオラｯ！！》

当真《テレポーターの移動先は視線の方角数十メートル。》

私は嵐山さんを狙いうとうとした。

その時当真さんらしき人が飛んで行った。

驚きのあまり急所を外してしまったがどてっ腹に入った。

あそこじゃいつかトリオン切れになる。

嵐山『なるほど、Aも来てたのか。木虎っ！』

やばいな。木虎ちゃんはどうやらスコ―ピオンを足代わりにしている。

この距離じゃ数秒ぐらいでこっちに来る。

すぐさま移動しようとしたが私の肩らへんをスコ―ピオンが切る。

急いで後ろに跳び確認する。

貴方「あらら～、木虎ちゃん久しぶり。」

木虎「そんな余裕なんてないですよ。」

すぐさま攻撃が来る。

貴方「シールド。」

シールドで防ぎアイビスを取り出し構える。

貴方「この距離でアイビスならシールドしてもただでは済まない！」

木虎「しまっｔ((」

木虎ちゃんの言葉を遮るようにアイビスをぶちかます。

すると腕を引っ張られ外に出る。