月魔の館にようこそ[3] (ページ42)

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能力者131人目(クムカナ) ページ42

sideクムカナ

王様ゲームが終わり寝る時間になってしまった。
でも、私はなかなか寝られずに中庭で紅茶を飲む。
上を向くと満月が見えていて素敵だなぁって思うこともある。

？「あの、クムカナちゃん。相談良いかな？」

後ろから声をかけられたので振り向くとそれはまほちゃんだった。

『こんな私で良ければ良いけど、どうしたの？相談って…』
ま「そ、相談と言うより恋愛相談かな。。」

まほちゃんは私の前に座り、相談をした。
恋愛相談かぁ

『恋愛相談ねぇ…なかむさんと何かあったの？』
ま「なかむと言うより私ね、ヤンデレ性が強くて、、なかむに嫌われないかなっていつも思うの」
『なるほど、なるほど。例えばどう言う感じ？』

ヤンデレ性ねぇ…そして私は紅茶を飲む。
そしてまほちゃんは今日の事を話した。簡単に言うとなかむさんが他の人に声をかけられて、その姿を見ていて、嫉妬した。って感じ…….

ま「な感じ。大丈夫かな？なかむに嫌われていないのかな。。」
『ふふっ……大丈夫よ。まだなかむさんには嫌われていないよ。なかむさんは幸せ者だなぁ。だって大好きな人に嫉妬している事が可愛いって…』
ま「どう言う事？？」
『そうだねー。大抵の人は大好きな人に嫉妬されて嬉しいって思う人もおるんだよ。自分が大切に思ってくれてそばに居てくれる。それだけでも2人は幸せ者だよ。』

紅茶を飲む。そして美味い。

ま「そっか。まだ嫌われていないんだ。」
『試しにやって見たら？他の男性と話してみて…ただし程々にね？』
ま「うん、分かった。やってみるよ、相談してくれてありがとう。クムカナちゃん」
『あいよー、いつでも相談してねー。』

手を振るまほちゃんの姿が見えなくなった後、私は紅茶を飲んだ。あらら、紅茶が無くなった。。

きょ「そこで何してるん？」
『別にー？恋愛相談してただけですー』
きょ「たまにあざとく言うよなwお前はw」
『あざとくなんて言ってないんだからね！！！』
きょ「なんで急にツンデレになったん？w」

少女漫画的は来なかったわ←
きょーさんは私の前座った。ペットボトルのお茶を出す。

きょ「お茶が無くなったんだろ？買ってきたでw」
『お、ありがとうって爽●美茶かよwまぁいいけど」

私は爽●美茶を飲んだ。

きょ「それは俺が飲んだお茶」
『ブハァ！嘘でしょ！？』
きょ「冗談だってw」
『私部屋に戻るから。』

私は自分の部屋に行った。

きょ「俺の子可愛い過ぎだろ。耐えらんわ」

そんな声は聞こえてなかった。