月魔の館にようこそ[3] (ページ12)

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能力者101人目(クムカナ) ページ12

sideクムカナ

廊下にて
ご飯を食べた後、保健室ぽい所に行く途中です。
外を見ると空が曇っている。。。
何だろう。。。

何かが懐かしい。。

・・・・・・

あれ、私は………

少女が喜ぶ記憶、親の元へ帰る人達、、
この世には無いはずの記憶が蘇ってくる。

私は、私は、私は、何かの役目を持っていた気がする。

大切な役目の何かが持っていて、、

何だろう頭が痛い。。

【じゃあ行ってくるよ……___様】

待って、

『お願い行かないで……！！』

壁をタッチしながら頭を抱えて歩いた。

きょ「大丈夫か？クムカナ。なんか髪の色と瞳が変わっていた気がするんだけど、」

きょーさん………

『あ。うん、大丈夫だよ。』
きょ「なら、いいや。アリスが薬のせいで逃げ出したらしいんよ、捕まえてくれない？無理はしなくていいからな」

あ、アリスちゃん、、、あの時は、、

『うん、いいよ。きょーさん』

きょーさんは別の所へ行ってしまった。
さてとアリスちゃんを探さないとな。

いつのまにか頭が痛くなくなった。

『アリスちゃーん！！何処にいるのー？』

こんなに叫んでも出てこないのは当たり前()
色々と部屋を見たり返事をしたりなどをして20分ぐらい過ぎたがアリスちゃんの姿は見てなかった

『はぁ、はぁ、アリスちゃんー！何処ってわぁ！！？』

すると突然曲がり角から
アリスちゃんが出て来た。
こう言う奴少女漫画で見たことある()

私は慌てて手を触れようとした時、

ア「うわぁぁ！！目が、目が！」

急に苦しみ出した。
え、なんで？なんで？私こんな力持っていたけ？
目がぁてどこかで聞いた気がする←

ア「ひどい……苦し……い………よ……僕を……一人に……しないで……」

寝転んで苦しんでいるアリスちゃん、その姿を見ると急に白いワンピースを着ている少女の寝転んで苦しんでいる記憶が蘇った。

『大丈夫だから、もう、、、貴方を一人にしない……だから絶望する必要なんて無いんだよ』

するとアリスちゃんは落ち着いたのか寝ながら

ア「もう……僕は一人じゃ無い……絶望……は無い……」

と微笑んでぐっすり寝た。
苦しんでいる表情は無くただ明るい表情になったと言うか、そんな感じ。

きり「おーい！アリスって、クムカナさん。アリスを捕まえてくれたんですね」

偶然にもきりやんさんが来た。

『え、はい。あの漫画的な奴で会いました』←

きりやんさんは笑いながら、アリスを抱えてぺ神さんの所に行った。私は誰もいない窓際で猫になって寝た。