10キムミンギュ ページ10
委員会が終わった後、ミンギュが私の元へ走り寄って来た。
MG「ヌナぁ！一緒に帰りましょ！俺が送ります！ね！！？」
『はいはーい』
返事したはいいものの私はウォヌくんと帰りたい。
ウォヌくんどこかな……と思っていたらもういなかった。
帰るの早くね？？？
なんでさっきまで寝てたのにそこだけ光速なんだい？？？
仕方なく初対面のミンギュと帰った。
休む間もなく喋っていたけど、まぁ気まずくなったりしないからいいかな。
ちょっとうるさいけど。
MG「ヌナ家どっちですか！？俺は真っ直ぐ突き進みます！！！ヌナが曲がったら曲がります！！！」
『私も真っ直ぐ突き進む』
MG「ほんとですか！？わーい！家あとどのくらいですか！？近いですか！？」
『近い近い』
MG「わー！じゃあ俺と近所ですね！！！」
自宅に着いたので、ミンギュに別れを告げた。
やっと騒がしさから解放される……。
MG「えっヌナの家ここですか！？奇遇ですね俺はその隣です！！！」
『………え。』
おい嘘だろわんこ。
MG「やったぁそれならヌナと一緒に登下校できますね！！！そうしましょう！！！寝坊しそうになったら俺が叩き起します！！！」
『却下。』
起こしてくれるのはとてつもなくありがたいけど、こんな騒がしいのと毎日いたら死す。
ていうか何かこいつモテそうだし勘違いされそうだし厄介。
何よりウォヌくんとのハッピータイム消失する。(元からそんなものはない)
MG「え〜ヌナそこを何とか〜！俺いつもぼっち登校で寂しいんですよ！！！」
『知らん』
MG「ヌナひどいぃぃぃ！こんなイケメンに誘われるなんて滅多にないチャンスですよ！？」
『自覚してるんか。ていうか一旦黙ろう』
ミンギュはちぇー、と言って唇を尖らせた。
『じゃあ私もう帰るね』
MG「んー……あっ！その前に連絡先交換しましょう！！！ね！？！？」
『………いいよ』
MG「今の間はなんですか。」
『やめようか？』
MG「いいえっ！」
ミンギュは嬉しそうにQRコードを差し出してきた。
私もそれを読み込む。
MG「追加しましたっ！じゃあまた明日！」
『うんじゃあねー……』
人懐っこいわんこだな。
それにしても……また明日とは？？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 359人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Woru(元Moonwoo)(プロフ) - からのぽてちさん» 嬉しいコメントありがとうございます！面白いと言っていただけて光栄でございます…！早速クォンスニョンに奢らせましょう！(やめとけ)更新頑張ります^^ (2019年12月10日 8時) (
レス) id: 62427fd109 (このIDを非表示/違反報告)
からのぽてち - じゅんぴキャラ崩壊してるしメンツ神だしウォヌ君イケメンだし推し(きらきらからっとのおうじさま)がいい味出してるし…凄く面白いです！続き気になります！更新頑張って下さい！ (2019年12月10日 2時) (レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：moonwoo | 作成日時：2019年5月11日 11時
