【歌い手】専属スタイリストはじめます。2

番外編 バレンタイン3 ページ24

志麻Side




はぁ。最悪や。
俺には彼女がおる。
やけどな、そいつは料理がまずい。



バレンタイン。
あいつは絶対不味いのをおれに持ってくる。
本当に最悪な日や。




女子1｢あの！これ、受け取ってください！｣



｢ありがとうな。｣



それから俺は沢山のチョコを貰った。




すると主人公が来た。
後にチョコ持っとるの丸見えやで？
可愛ええな。料理はまずいけど。




桜月｢志麻くん！｣




｢ん？｣




主人公｢帰ろ？｣




｢ああ。｣




あれ？チョコくれへんの？
やったら、あのチョコ誰宛なん？
なぁ、主人公は俺のこと嫌いになったんか？




主人公｢ねぇ、志麻君。女の子から沢山チョコもらって良かったね！じゃあ、お家付いたからばいばい！｣



そう言ってあいつは早足で玄関へ向かった。
俺はイラついた。
は？俺にチョコくれへんの？



｢ちょい待ち。俺にチョコくれへんの？」



主人公｢ごめんね！作り忘れちゃった｣



｢嘘つき。｣



そう言って俺は主人公からチョコを奪った。
見た目は想像以上に美味しそう。



主人公｢ま、まずいから！｣



(｡・н・｡)ﾊﾟｸｯ




おれは中のガトーショコラを一口食べた。
去年とは比べ物にならへんほど
美味しいんやけど。



｢上手いで？｣




主人公｢(❁´ω`❁)ほんと？｣



｢嘘ついてどうするんや。あほw｣



主人公｢来年も頑張るね！｣



｢おん。｣



彼女は日に日に成長していく。
俺も置いていかれへんように頑張らんと。
不味い料理も実は嫌いじゃなかったりしたんやけどな

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