どこに行くの？ チャンソンSide ページ10
仕事が押して、結局朝を通り越して昼になり俺達はそのまま次の仕事へ向かう羽目になり・・
車に乗った途端、全員が夢の世界に旅立った
いつもは、なかなか寝付けないウヨンが一番先に、 しかも深い眠りにつく・・
肩を貸しながら、珍しいと思ったのもほんの少しで、規則正しい寝息に俺もすぐに夢の世界に旅立った・・
前に座る、ヒョン達が何やら話してたけど聞く余裕なんて、あるはずもなく・・
ぐーーー
自分以外の、体温とか寝息とが重みって1人じゃないって安心できて、眠れるんだよね・・
でもその日の俺は、深い眠りじゃなくて・・
フッと意識が浮上した
ぼんやりとした意識の中で、目を開けると車の中メンバーみんな爆睡中・・
ウヨンは、俺の肩に頭を乗せたまま起きる気配ないし、前に乗るジュノは首がっくんって落ちてるし、寝付く時、何か話してたヒョン達もそれぞれ眠ってて・・
「ねぇ、もう少し寝ても良い？」
マネ「なんだ？起きたのか？まだ、かかりそうだから寝ていいぞ〜」
「分かった・・」
マネヒョンと短く会話した後、また眠ろうとしたけれど、何気なく見た窓の外
俺は、見てしまった・・
たまたま信号待ちで止まった交差点、隣に停まるタクシー
その中を見ると、そこにAちゃん・・
え？
あれ？
Aちゃんだ・・よね？
何で？
あれ？入院してるんじゃ・・
軽くパニック起こして、声も出せずに隣のタクシーを見てる事しか出来ない
ウヨンに肩を貸してるのも忘れて、タクシーを覗き込む
Aちゃんの隣には、ユンヌナ・・
どうして？
あっ、もしかして退院したとか！
そうだ、きっと・・
良くなって、退院するのにユンヌナが迎えに行ったんだよ！
きっと、そう・・
パニックを起こしてアワアワする俺と、パニックを収めようと冷静に状況を判断する俺がいて・・
でも、冷静に判断する俺が、気付いてしまった・・
こっちってシェアハウスの方向と違う・・
タクシーがウインカーを出して曲がろうとしてる先には、空港がある・・
もしかして・・
ざわざわと湧き上がる嫌な予感・・
どうか、この予感当たらないで
あっ！
俺は、ポケットに入れていた携帯の存在を思い出す
そして、起動したLine
ジュノとAちゃんとのチャットルームにトークを入れる
『Aちゃん、どこに行くの？』
目の前に見えるのに、どうも出来ないもどかしい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
woomo(プロフ) - loveyさん» 良かったですぅ(´д｀)この章もあと少しですので、ジュノのフォローと、今後はつぎの持ち越しにσ(^_^;毎度、半端な章の締め方でスミマセンm(_ _)m (2014年1月9日 22時) (
レス) id: 5675425ce3 (このIDを非表示/違反報告)
lovey - ううんー(´-ω-`)ジュノ君て感情が顔にでやすいと思う(笑)ウヨンへの歯がゆい気持ち。だったら俺が! って男らしいジュノが表れてるのでは(〃▽〃) (2014年1月9日 15時) (レス) id: 07ca5bb71c (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - loveyさん» 自分でも、戸惑いながらコントロール出来ない気持ちのイライラ感を・・・表現したつもりなんですが・・・(-_-)あまりハードでしたか？ (2014年1月9日 14時) (レス) id: 1b4070cf34 (このIDを非表示/違反報告)
lovey - 怖い....様ジュノ様(-.-;) (2014年1月9日 12時) (レス) id: 07ca5bb71c (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - loveyさん» キョドってるチャンソン( ´艸｀)結構ツボなんです(*ﾟ▽ﾟ)ﾉこの後、また少し波を起こそうかと思いますので、お楽しみに(^_^)/~ (2014年1月7日 21時) (レス) id: 5675425ce3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒイナ
| 作成日時：2013年12月5日 6時
