舞い落ちた文字 ウヨンSide ページ26
屋上からリハ室に戻ろうとドアを開けると、階段を上って来たユンさんと会った・・
ユンさんは、Aからの手紙を持っていた
どうして急にAから手紙？
そんな疑問があったけれど、今の俺にはAを感じられるものなら何でも良かった
差し出された青い封筒・・
それを受け取ろうとしたのに、目の前から消えた・・
一瞬何が起こったのか理解できずにいる俺の耳に、聞こえたのは・・
ビリビリビリビリビリ・・
紙の破れる音・・
それと同時に、ハラハラと落ちていく青い紙・・
へミン「今さら、ウヨンオッパにこんなもの渡さないでよ！」
へミンが、青い封筒を破り捨てていた・・・
「おい！何するんだよ！」
へミン「オッパ！Aって、あの子でしょ？別れたって、社長言ってたよ。今更、オッパに手紙なんて、読む価値なんて無いよ」
「それを決めるのは俺だ。それに、俺はAと別れた訳じゃないから」
へミン「だって、社長が・・それに、あの子クンオッパと付き合ってるんでしょ？それなのに、オッパにまで・・そんな子、オッパに似合わない！」
「Aは、今も俺の彼女だよ。クンヒョンとは何もない。」
へミン「オッパ、騙されてるんだよ。あんな子・・」
へミンがその後も何か言っていたけれど、俺はそれを聞く気にもならなかった
「それ以上Aの事、悪く言うな・・」
低く言い放ち、俺は破られた手紙を拾い集めた・・
へミン「やだ・・オッパ、そんなの拾わないで！」
手紙を集める俺の手を抑えるへミン
「触るな・・」
俺、こんな冷たい声出るんだ・・って位、感情のない声
へミン「オッパァ・・」
甘えた声を出すへミンに嫌悪感すら感じる・・
「触るな・・」
破られた封筒を拾い集めると、俺は階段を降りていく
後ろで俺を呼ぶヘミンの声に振り返る事なく、破れたAからの手紙を落とさないよう握り締める・・
俺は、リハーサル室でなく使ってない部屋に入り、Aからの手紙をそっとテーブルに広げた・・
青い紙は、原型を留める部分は少なく、書いてある文字を繋げる事は不可能だった
｢何て書いてた？｣
ジグソーパズルの様な紙を眺め、その内容を読み取ろうとしても出来ない苛立ち・・
テーブルに拳を叩きつけると、一枚ヒラヒラと舞い落ちる青い紙・・
そこには『オッパ、コマウォ』の文字・・
何がありがとうなんだよ・・
A・・
何を俺に伝えようとしたの？
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woomo(プロフ) - loveyさん» 良かったですぅ(´д｀)この章もあと少しですので、ジュノのフォローと、今後はつぎの持ち越しにσ(^_^;毎度、半端な章の締め方でスミマセンm(_ _)m (2014年1月9日 22時) (
レス) id: 5675425ce3 (このIDを非表示/違反報告)
lovey - ううんー(´-ω-`)ジュノ君て感情が顔にでやすいと思う(笑)ウヨンへの歯がゆい気持ち。だったら俺が! って男らしいジュノが表れてるのでは(〃▽〃) (2014年1月9日 15時) (レス) id: 07ca5bb71c (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - loveyさん» 自分でも、戸惑いながらコントロール出来ない気持ちのイライラ感を・・・表現したつもりなんですが・・・(-_-)あまりハードでしたか？ (2014年1月9日 14時) (レス) id: 1b4070cf34 (このIDを非表示/違反報告)
lovey - 怖い....様ジュノ様(-.-;) (2014年1月9日 12時) (レス) id: 07ca5bb71c (このIDを非表示/違反報告)
woomo(プロフ) - loveyさん» キョドってるチャンソン( ´艸｀)結構ツボなんです(*ﾟ▽ﾟ)ﾉこの後、また少し波を起こそうかと思いますので、お楽しみに(^_^)/~ (2014年1月7日 21時) (レス) id: 5675425ce3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒイナ
| 作成日時：2013年12月5日 6時
