うぇすひめ。 (ページ5)

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◆ 緑色が好かれる理由ページ5

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「神ちゃーん、隣座ってええ？」

緑「あぁ、ええよ」

ソファに座っていた俺の隣に飛び込んでくるA。
座るなりいつものように手元のスマホを弄り始める。

桃「 ... 神ちゃんさぁ、なんでそんな姫に好かれてんの？」

緑「え？」

ふいに、のんちゃんがそんなことを言った。

この一言がきっかけで、楽屋に居たAを除く全員の視線が俺に集まる。
なんで、と言われても。
困って助けを求めるように本人であるAの方を向く。

「 ... え？」

桃「なんで神ちゃんばっかなん？！」

「全然聞いてへんかった、なに、何が？何の話？」

青「なんで神ちゃんばっか姫に好かれてんねやろって話。」

黄「まーたくだらん話しとるわ」

赤「でも気になるやん」

黄「 ... まぁ、そりゃ。」

「別に、全員ちゃんと好きやで。」

桃「特に神ちゃんやん！」
　「他にも俺とか俺とか、あと俺とか。おるで？」

「小瀧はうるさいねん」

小「神ちゃんもうるさいで！」

「どこがやねん、お前と比べたら全人類静かやわ」

呆れたように笑われたのんちゃんが流星に泣きつく。
その様子を見てAが笑いながらごめんごめんと謝る。

いつもの光景や。

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