>>君はいつだって塩対応 ( 重×望 )

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*



照「 １人で、頑張ったんやな 」

�陝� 偉い 」


崇裕兄ちゃんはぽんぽんっと私の頭を撫でてくれた。
こーゆうときだけ、兄貴ぶるのはやめてほしい

でもなんか嬉しい

" 素直じゃない " っていうのはこのことだよね。


「 うんっ、 」

話してよかった。
この人たちがお兄ちゃんでよかった。

今更だけど、感謝の気持ちが溢れてきた



*




「 ん、 」

照「 おお〜、起きたか〜？ 」

「 照史兄ちゃん、崇裕兄ちゃんは？ 」

照「 寝てるんちゃう？
最近つかれた、って言うとったもん 」


…なにそれ、私聞いてないよ。
自分が疲れてるのに私の話聞いてくれたの？

心配かけて、困らせただけなのに。


照「 大丈夫やで、崇裕は。寝れば疲れ取れるから 」


私の考えを察したかのように笑顔でそう言った


照「 んで、望には会えるん？ 」


ぐさっと痛いところを突かれて、思い出したくない昨日の思い出が一気に戻った。

…そっか、同じクラスで望の後ろの席だ、私


照「 無理はせんそうがええで？あと、望から話しかけられたら素っ気ない態度はせんこと。ええね？ 」


照史兄ちゃんは私を心配して言ってくれる
だから、言うことは守らないと。


「 うん。わかった 」

�陝� おんおん、そーやで？望も話したいと思うてるよ、逃げないこと！ 」

「 わかってるよ、大丈夫。 」

照「 なら制服に着替えて、朝ごはん食べてや 」



２階に上がって、制服に着替える
鏡の前で髪の毛整えてると、ふと思う

…友達、欲しいな、とか。

髪の毛いじりあったり、遊び行ったり、プリクラ撮ったり、
やってないこと、たくさんやりたい。


望と遊園地に行ったことはすごい嬉しかった。
初だったし
それも幼なじみと！


また行きたいな〜


�陝� なんや？ぼーっとして、望のことでも考えとったん？ 」

ニヤニヤしながら私の後ろから抱きつく崇裕兄ちゃん。

「 そんなんじゃないから！もう！離れてよ！ 」

�陝� そんな言わんでもええやぁん 」

「 あ。…朝ごはんできてるし、降りたら？ 」

�陝� 匂いでわかったから起きた 」

「 すごいね、崇裕兄ちゃんは。 」

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