>>君はいつだって塩対応 ( 重×望 )

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*



朝、
いつものように望を待つ玄関前


望「 おはよ 」

「 お、おは、よ、！ 」


動揺してしまうのは笑顔が好きだか…じゃない！違くて！


望「 変なの 」


いつもの、望だ。
安心したけど寂しいなとか。

「 望？ 」

望「 何 」


でも塩対応が、君らしくて
どきっと心臓が動き始める

「 んふふ、なんでもない 」

望「 …あっそ 」




*




先生「 これで授業は終わり 」


ふぅーっと伸びて、望と帰ろうとした時
前にはもういなくて


「 はぁー、いない！ 」

ひ！と！り！は！や！だ！←

登下校は同じでしょ？勝手に帰るとか許せないし！


重「 １人？ 」

「 え！あ、…重岡くん 」


いろいろあってすごい気まづい
意識してるのは私だけなのかな？

重「 一緒に… 」

「 うん！一緒に帰ろ！ 」


重岡くんの言いたいことはだいたいわかるからさ。

…慣れないもの言えなんて思わないし、

ここは自分から！


重「 あとさ、伝えたいことあんねん 」

「 伝えたいこと？ 」

重「 帰り話す 」

「 今下校時間ですけど… 」

重「 いつか、話す 」

「 気になる！ 」


そんな話をしてたら、奥から何度も聞いたことのある声

…望の声、


「 ね、ちょ… 」

重「 行かんほうがええんやない？ 」

「 何で？ 」

重「 傷つくから 」


重岡くんの言ってる意味がわからなくて、「 大丈夫大丈夫 」って余裕ぶって歩き出す


ちらっと部屋を見ると、


望と女の人


…が



" キスしてる "




重「 っ…、行こ 」


重岡くんの力が強くなって痛い。



それと
胸が、ぎゅぅっと引き締まって痛い。

苦しい

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