_人間拾いました。【更新停止中】

･ ページ30

髪の毛…はみ出てないかな、なんて気にしながら前を向くと、



小瀧 ｢あっ、｣


桐山 ｢嘘ん…｣


中間 ｢まじか、｣


『えっ何…？』


重岡 ｢めっっちゃ△△やん、！｣


藤井 ｢似すぎてびっくりしたぁ…笑｣


マネ ｢でしょ？Aさん、お願い…白ジャス民の夢を叶えられるのは貴方しかいないの、！ ｣



マネさんがそう言うと淳太さんが目の前に来て深く頭を下げる。



中間 ｢…俺からも頼む、｣


神山 ｢淳太、｣


中間 ｢この先いっぱい迷惑かけると思う、辛い思いをさせると思う。やけど…｣


桐山 ｢やけど、Aちゃん以外誰もおらへんねん…｣


藤井 ｢Aちゃんしか、できへんこと。｣


重岡 ｢楽しいことめっちゃあるで。｣


濱田 ｢俺らと、夢見いひん…！？｣


神山 ｢…なにがあっても俺が、俺らが守るから。｣


小瀧 ｢まだ、恩返しできてへんし…！｣



7人全員が私を真剣な目で見る。

私がお兄ちゃんの妹としてあの大きなステージへ…

ファンの人は受け入れてくれるかな、
でも受け入れられても、なくても私は…



『私は…皆さんと夢、みたいです…！』



この人たちと夢が見られるのだとしたら、しんどいことも乗り越えて…お兄ちゃんに喜んでほしい、そう心の底から思った。

･









･









･









･









･









･









･


これから始まるんだ私の新しい世界が_





end

作者から→←第13話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す