浪速の紅一点 ☆JW☆２

★★ ページ43

*





貴｢美味しいですか？｣

中｢めっちゃ美味い。すごいな、A。大好き。｣

貴｢お、お、おおきにぃ…｣

中｢あ、照れてるん？可愛ええなw｣

貴｢お熱でとる人にいじられたないわw｣



中｢ごちそうさま、あー、暇やな……｣

貴｢熱はかりましょ。｣


ﾋﾟﾋﾟｯ


あら、37.4℃。めっちゃ下がってる。



中｢どうですか？｣

貴｢3.1℃下がってますけど。｣




確かになー、さっきみたいにだるないしなー。とか言うとるし。





来た意味ないやんけ！w









貴｢淳太くーん？風邪薬一応買ってきたけど、合うかわからんよな。病院いこ。病院｣

中｢えー、いややぁー。めんどい｣


あら、めずらしいわねw


貴｢もー、淳太くんの車借りてええ？はよいくで！｣

中｢あーい。｣









貴｢ただの風邪で良かったなぁ、｣

中｢ほんまやねw 俺今めっちゃ元気やし。｣

貴｢帰ってええ？｣

中｢え、泊まって行って！｣

貴｢何でやねんw もう心配ないですー言うてたやんw｣



中｢いやでも！また発熱するやもしれんし！｣

貴｢帰るのめんどうやからええよw｣

中｢っしゃ。｣


いやもうアナタばりばり元気やないですか。





貴｢今何時？｣

中｢そーねだーいたーいねー｣

貴｢いやボケんでええわwww 何時やねんw｣

中｢12:30｣


貴｢お昼作らな。｣

中｢おかゆがええ！｣

貴｢了解です｣









貴｢へいおまちー！｣

中｢何のおかゆ？｣

貴｢韓国粥？ってやつ。クック〇ッドさんやでw｣

中｢うま。｣

貴｢いただきますぐらい言えやw｣



中｢ホンマにうまい。何でやろ。Aの料理いつもいつもうまいねん。年々グレードアップしてんねん。去年の俺の誕生日の時にさ、ビーフシチューとかオムライスとか作ってくれたよなw｣


貴｢あー、ね｣


めっちゃマシンガントークされたw怖いてw






中｢A、ほんまに来てくれておおきに。
うどんと韓国粥めっちゃ美味かった。
Aがめっちゃ頑張ってくれとったなw
ベットから見てたでw

A、だーいすきやで！｣




な、な、何なんこの人。
反応に困んねんけど。なぁ。w


貴｢……ごめん、あたしの方が好きな自信あるわ。｣




中｢……いや俺の方が｣

貴｢言うておくけど！あたしの方が淳太くんを先に知ったし、好きになったし、大好きなの！｣







あ、勝った。w


中｢んもー、何なん。可愛すぎやろ。｣

★★★→←★お風邪。

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